第九幕その十
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「これからね」
「行ってくるね」
「そうさせてもらうわ」
「わかったよ、じゃあ明日にまたね」
「お祭りの時によね」
「再会を楽しみにしているよ」
「それではね」
笑顔でお話をしてです、そしてでした。
一行はホルス神とお互い笑顔で別れてでした、そのうえで。
皆で次の場所に向かいます、その次の場所こそいよいよです。
「ラー神の祭壇だね」
「ええ、このピラミッドの最上階にあるね」
トロットはハンクに答えました。
「そこにね」
「行くことになるね」
「このピラミッドの中の主神とお会いして」
「メジェド神にもだね」
「お会い出来るわね」
「いよいよだね」
「そうね、ちょっとした擦れ違いもあったけれど」
スフィンクスに言われたことも思い出します。
「けれどね」
「それでもだね」
「やっぱりオズの国だから」
「願いは適うね」
「神様にお会いしたいと思えば」
そう願えばというのです。
「絶対にね」
「会えるね」
「そう、だからね」
それでとです、トロットはハンクに笑顔でお話しました。
「これからもね」
「先にだね」
「進んでいきましょう」
是非にと言うのでした。
「そうしましょう」
「それじゃあね」
「ええ、それと」
「それとだね」
「後はね」
「お祭りのことだね」
「今はじめて聞いたけれど」
それでもとです、トロットは笑顔で言うのでした。
「面白そうだから」
「お祭りにもだね」
「参加させてもらいましょう」
「もうお祭りだとね」
「是非共ね」
それこそとです、トロットは言うのでした。
「参加させてもらわないとね」
「そうだよね、僕達の場合はね」
「お祭りに参加させてもらわないと」
「駄目だね」
「いい機会だし」
それでというのです。
「どんなお祭りかも知りたいし」
「それならだよね」
「何があってもね」
「明日はだね」
「お祭りに参加させてもらうわ」
「そういうことだね」
「あとね」
ここでこうも言ったトロットでした、見れば携帯を取り出してそれで時間をチェックしてからの言葉です。
「もう三時だから」
「お茶の時間だね」
「ええ、そちらにしましょう」
「それじゃあね」
こうしてでした、皆で迷路の端に移ってそこに車座に座ってトロットが出したテーブル掛けの上にティーセットを出してです。
そうしてです、皆で飲みますが今回のお茶はといいますと。
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