暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
外伝〜北の激闘〜
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ントはそれぞれ馬から降りてジェダル達に近づいてジェダル達と対峙した。
「――――――失礼。貴方が傭兵のジェダル・シュヴァルカ殿だろうか?」
「ああ。お前達がここを封鎖する為のメンフィル軍か?」
フェルディナントの確認に頷いたジェダルはフェルディナント達に訊ねた。
「ええ、ジェダル殿達の件はジェダル殿達の”雇い主”であるセシリア・シルン将軍より予め伺っております。自分達の代わりに国境を越えて国外へと脱出しようとした猟兵達を殲滅した事、感謝いたします。」
「………お前達がここに到着したという事は俺達が請けた今回の”依頼”は完了でいいのか?」
「ああ。依頼完了後ジェダル殿達をクロスベルに送る手配は本日中に完了する予定であるハリアスクの占領後にセシリア将軍よりジェダル殿のENGMAに連絡するとの事なので、申し訳ないが戦闘が終了するまでは自分達で安全な場所を見つけて、そこに待機して頂きたい。」
ディミトリが答えた後に訊ねたジェダルの確認に頷いたドゥドゥーはジェダル達の今後の事に伝えた。

「”戦場”の近辺に安全な場所等普通に考えれば存在しないが……まあいい。行くぞ、リリカ、ユリーシャ、フルーレティ、フィア。」
「「はい。」」
「はいはい。」
「うん。」
そしてジェダル達はその場から去り
「お待たせして申し訳ございません。――――――あそこから先は貴方方もご存知の通りレミフェリアの領土になりますので、自分達が貴方達のノーザンブリアからの脱出に協力できるのはここまでです。本来でしたら公国内の人里がある場所までお送りすべきかもしれませんが、公国政府より入国許可を頂いていない状況でそこまでしてしまうと後々問題となってしまいますので。」
「いえ…………危ない所を助けて頂いたばかりか、ここまで送って頂いた事には心より感謝しています。それと公国内にノーザンブリアの敗残兵達が侵入しない為にわざわざ国境にまで軍を割いて頂いた事、大公閣下に代わり厚く御礼申し上げます。お二人とも、行きましょう。」
「わかりました。」
「了解した。」
自分達の方へと振り向いたディミトリの言葉に謙遜した様子で答えたルーシーはカノーネとリシャールを促して国境を越えてレミフェリアの領土に入って先に進み始め、ルーシー達を見送ったディミトリ達は国境を塞ぐ為に軍人達に指示を出し始めた。

〜ノーザン間道〜

「団長をやらせない為にもすぐにお前達を制圧させてもらう……!オオオオオオォォォォォォ――――――ッ!!」
クルト達との戦闘を開始したレオニダスは体力と引き換えに爆発的な闘気を引き出す高ランク猟兵の戦闘技術―――ウォークライによって全身に黒い闘気を纏った。
「あの凄まじい黒い闘気は一体…………」
「………煌魔城でも見た事がありますわ。確か爆発的な闘気を引き出す高
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