第二部
刺客
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
硝子の割れる音に気付いた紫闇が飛び起きた直後、爆発が聞こえてきた。
「無人島まで来たか!」
英国の刺客だと考えた紫闇。
彼はクリスの元へ駆け付ける為に爆発が起きる方へと向かっていく。
《イリアス・ヴァシレウス・グラディエ》
《矢田狂伯/やだきょうはく》
二人は島の外周を廻りながら警備しているので恐らく駆け付けることは出来ない。
「ちょっと急ぐか」
紫闇は窓ガラスを破って三階から飛び降り着地するも、そこを狙って何か近付く。
紫闇は反射で躱す。
それは空間に溶けるように消えた。
(刺客は【魔術師】だな)
銃弾が来た方向には黒一色の軍用スーツに身を固めた刺客が銃剣を構えており、再び紫闇を狙って攻撃を仕掛けてくる。
しかし当たらない。
紫闇は背中から金色に光る【魔晄】の粒子を放出して【音隼/おとはや】による高速移動を行うと連射される弾丸を尽く回避して近付く。
そして後ろ回し蹴り。
刺客は吹き飛び転がっていく。
「これが龍帝学園の[白狂戦鬼/バーサーカー]か。正面からでは勝てないな」
刺客は闇へと走り去った。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ