五十五匹目
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ト外ではあるがドラゴニュートとオーガーに猫が怯えてしまってるんだ。
誰か出れないか?」
ケットシー達が互いに見合わせる。
「もちろんその分の給料は追加するよ」
「シラヌイ様シラヌイ様! お給料要らないのでお魚くださいな!」
「うにゃ! 私も私もー!」
「さ、魚?」
確かに君ら猫だけど…。
「川の魚じゃなくて海の魚が食べたいにゃ!」
とケットシー達が口々に言う。
「う、うーん……ごめんね。その期待には答えられないかなぁ。
川魚でよければあるんだけど……」
「じゃぁそれでいいのにゃ〜」
と数匹のケットシーが表に出ていったのでその名前を記録しておく。
マジックミラースペースから覗くと件のドラゴニュートの女性が目をキラキラさせながらケットシーをモフっていた。
「ほあぁ〜にゃんこだ〜もふもふだぁあ〜」
メインクーンサイズの猫モードケットシーを軽々抱えてモフっている。
さっきまで装甲のようだった手は人の物と変わらない物になっている。
「もう私ここに住む〜」
気に入って貰って何より。
ドラゴニュートのお嬢様の他にも、さっきまで怖がられていた客の所にケットシーが向かい、愛でられている。
冒険者らしきオーガーの男性もふにゃふにゃした顔でケットシーを撫でている。
どうにかなったようだ。
猫モードケットシーを導入して暫く。
「ほほう。ここが猫カフェか」
「父上、時間があまりない事をお忘れなく」
王様と王子様が来た。
うせやん。
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