暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第二部〜雅、結婚騒動〜
仮面ライダージオウ ディロードライドウォッチ編
EP.EX02 2019:ふたつのセカイ
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と、僕がディロードになった6月24日。そして、今日を意味する6月3日を表しています。」
「どういうこと?」
「おそらく、この世界に存在しないディロードを維持する為に6月24日の、そしてアナザーディロードの誕生を意味する6月3日が印されているのだと思います。」
「なるほど。それじゃ、ウォッチを渡してよ。俺がディロードの力でアナザーディロードを倒すからさ。」
ソウゴは雅の説明を聞き、ディロードのライドウォッチを渡してもらうように言う。
「悪いですが、これを渡すわけには行きません。」
雅はディロードライドウォッチを見せながら言う。
「なんで?」
「ディロードの力は危険だ。僕が管理しないと、どんな被害が起きるかわからない。」
「大丈夫。ウォッチには力しか宿っていないから。」
ソウゴはそう言い雅からディロードライドウォッチをもぎ取る。
「危ない!」
雅は咄嗟に伏せるが、何も起きず、
「あれ?ウォッチが雅の所に戻っている!」
ソウゴが手に取ったディロードライドウォッチは雅の手にあった。
「どうやら、完全に力をコピーしているわけではないのか。ソウゴ君、君はなんて危険なことをしてくれたんだ!誰も死ななかったからよかったものを。」
雅はソウゴに言う。
「えっ?もしかして、ディロードって誰かを殺す力があるの?」
「ディロードは正しい者以外が使用目的で触れれば、半径200メートル範囲の生物を爆破性のリアクティブアーマーで殲滅しながら使用者の基に戻る。もしディロードのウォッチにその力も宿っていたら、君の迂闊な行動の所為で多くの人が死に、土地は荒廃していた。少しは未知の力の危険性を考えるといい。」
雅は説明する。すると、
「本当にそうか?本当は自分がディロードになれなくなるのが嫌で、渡したくないだけではないのか?」
ゲイツが雅に言う。
「なれなくなる、というより、ディロードの歴史が完全に失われたくないだけだ。」
「なら話は早い。俺と戦え。俺が勝てば、そのウォッチを渡してもらう。アナザーライダーを倒すにはウォッチの力が必要だ!」
「…解りました。納得させる必要がありますね。」
雅とゲイツはドライバーを装着する。
【CHANGE RIDE-GASHATT GEAR DUAL-】
〔KNOCK OUT FIGHTER! ♪the strongest fist! round1…〕
雅はディロードドライバーをガシャットギアデュアルに変え、ノックアウトファイターを起動させる。
「「変身!」」
〔DUAL UP! The Expressions Hit!KNOCK OUT FIGHTER! 〕
雅は仮面ライダーパラドクス ファイターゲーマー レベル50に、ゲイツはゲイツリバイブ剛烈に変身する。
「ハァッ!」
パラドクスは地面を殴り、
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