暁 〜小説投稿サイト〜
提督はBarにいる。
艦娘とスイーツと提督と・51
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
加えて軽く混ぜる。そこに卵黄、室温に戻した牛乳、ドライイーストを加えて更に混ぜてから、軽く捏ねる。

2.生地が纏まって来たら、無塩バターを加えて更に捏ねる。この時、バターを室温に戻しておくと生地と混ざりやすい。バターがしっかりと生地と混ざったらラムレーズンを加えて更に捏ねる。

3.生地が良く混ざったら丸く形を整えてラップをして、28℃で1時間程発酵させる。

4.発酵が終わったらガス抜きをして、濡れ布巾を被せて20分程生地を休ませる。その間にクグロフの型の内側にバターを塗り(分量外)、そこに飾り用のナッツ類を敷き詰める。オーブンを180℃に余熱しておく。

5.生地を丸く広げて真ん中に麺棒等を使って穴を開け、クグロフ型に入れる。棒状にしてリング状にすると、生地の厚みにムラが出来やすいのでこちらのやり方をオススメする。

6.余熱しておいたオーブンで30分程焼く。その間に、仕上げにかける焦がしバターを作る。

7.バターを鍋に入れて溶かし、弱火で加熱していく。アクを取りつつ、色がキャラメル色になるまで加熱する。

8.焼き上がったらオーブンから取り出し、粗熱を取る。引っくり返して型から外したら、焦がしバター、粉糖をかけて完成。




「このプレーンなクグロフもいいけれど、こっちのアレンジしたのもいいわね……」

 そう言いながら、リシュリューは自分で切り分けてクグロフを口に運ぶ。さながらスイーツバイキングのようだ。まぁ、メニューはクグロフしかないんだが。

〈クグロフのアレンジの例〉

(イチジクのクグロフ)

 ラムレーズンを入れる代わりに、ラム酒に浸けたイチジクを刻んで入れてみた。生のイチジクともドライフルーツのイチジクとも違った味になるので中々美味い。紅茶やコーヒーのお供だけでなく、白ワインともマッチする1品。

「ラム酒漬けのイチジクだけでも美味しそうね?」

「それは言わないのがお約束だ」




(クランベリーとミックスナッツのクグロフ)

 プレーンなクグロフにはアーモンドを砕かずに入れたが、こっちにはアーモンドパウダーをドライフルーツのクランベリーと練り込んだ。そこに松の実やクルミ、カシューナッツを入れて焼き上げた。

「香ばしいわね、結構好きよ?こういうの」

「うん、ウィスキーとかブランデーとかに合いそうだ」



(バナナとピスタチオのクグロフ)

 今度は生のバナナをカットして練り込んでみた。そこに香ばしさを出す為にピスタチオもプラス。砂糖もグラニュー糖ではなくキビ砂糖を使って、少しネットリとした甘さに。

「バナナに熱が入って少し蕩けてるわね」

「おやつ向きな味だな、大人向けにするならラム酒たっぷりか」

「それも良いわ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ