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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
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友達がいないことと性格がひねくれていること以外はフツーの高校生、
一 誠
(
にのまえ まこと
)
はなんら変わりなく、一人ぼっちの高校生活を送っていた。
世界が崩壊するまでは。
それはあまりにも突然であった。
地面は割れ、空にはオーロラや虹がかかり、普段ならば有り得ない色に変わった。
何よりも信じられないのは架空の生き物、すなわちモンスターが現れたこと。
対抗手段をもたない現在の人間達は為す術もなく奴らに狩られ、食われ、そして時には遊び道具や慰みものにされ捨てられる。
さっきまで命だったものが辺り一面に転がる惨状がこうしていたるところに起きている。
世界が世紀末となった今、彼のいる高校もまた危機に晒されていた。
「助けのヘリコプターを待つべく生存者は屋上に集まろう。」
クラスの代表的な生徒がそういい、パニックになりながらも学生や教師達は屋上へと避難。
しかしそれがいけなかった。
もはやこの世界に弱者の逃げ場などない、そうとでも言いたげに空から襲いかかってきたのはワイバーンの群れ。
唯一の出入り口はバリケードで塞いでしまったせいでうまく逃げられず一人、また一人とワイバーンのご飯へとなっていく。
そして主人公である彼、一 誠もワイバーンに目をつけられ、今まさに食らいつかれようとしたその時だ。
一枚の折り紙で出来たコウモリがワイバーンの翼を切り裂き、すんでのところで阻止したのだ。
折り紙を拾い、広げてみればそこには文字が書かれており、
『そこから飛び降りて。』
それで彼は理解した。
折り紙で攻撃する。ならばこれは自分の大好きなサーヴァント、刑部姫がいる証拠であると。
彼は刑部姫がいると確信し、屋上から飛び降りてという無理な指示もなるほどつまり着地は任せたっていう"オマージュ"がしたいんだなと超速理解。
迷うことなく彼は屋上から勢い良くダイブ。
しかし事は思い通りにはならず。
着地は任せたと言っても誰も来ないし、彼はそのまま地面へと激突してしまう。
幸い、木が衝撃を和らげ、さらに落ちた地面はふかふかの腐葉土だったことから尻を痛めるだけの軽傷で済んだ彼は立ち上がろうとしたところを、誰かに手を差し伸べられる。
そう、彼の目の前にいたのは"刑部姫"だった。
尻餅を付く
彼
(
マスター
)
そしてその前に立つ
刑部姫
(
サーヴァント
)
偶然にも運命の構図ではあった。
それからワイバーンの追撃を受けるものの、刑部姫は"こっち"の世界に来た時に魔力を使い果たしてしまい戦うことはできないと言い出し、仕方なく彼は彼女の手を引っ張りあてもなく逃げたのだった。
ゲームの世界からやってきたという彼女。
今までマーちゃんに大事にされてきたから、こうして命の危機に駆け付けてきた。
そんなことを言
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