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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
第二十八話
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線を戻して小さく首を横に振って答えると、そのまま来た道を歩き出した。
僕達は思わず小さく首を傾げてしまったが…とりあえず船へと戻ることにした。


それにしても……体…すぐに戻るかなぁ……?





―――――――――――――



「――やれやれ…ちょっと気付かれかけたかな?」


衛司達がその場に背を向けて歩いていく中――先程メリアが見ていた岩場には、紫の髪に青白い顔をした男――サレが居た。


「……アドリビトム、ねぇ……大事な働き手を奪ってくれた報い、必ず受けてもらうよ。…でも、今日はヴェイグがいないみたいだし、僕と遊ぶのはまた今度にしようか…。楽しみにしているよ…フフフ……」


去っていく衛司達の姿を見ながら、つまらなそうにサレはそう呟いた後、小さく不気味に笑みを浮かべながらその場を後にするように、背を向け歩き出す。


「――それにしても……彼は『使えそう』だね。まぁ…彼を『使う』ならもうしばらくは離しておいてもいいか……フフフ……」


サレは思い出したようにそう呟いて笑うと、歩いていた足を止めて振り返り、去っていく衛司達を見ながら不気味に、笑みを浮かべた。


――その視線の先に……去っていくアドリビトムのメンバーの中……乾衛司の姿のみを映して……――






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