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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
第二十七話
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いじゃないよ。…僕達も、ティポがなんなのかはよく分からないから……。でも、エリーゼの実力はミラのお墨付きだから大丈夫だよ」
二人して苦笑いを浮かべたままそう言っていると、エリーゼ、ティポ、レイア、ミラが微笑を浮かべていく。
「とりあえず……これからよろしく、みんな」
そんな皆に向け、僕はなるべく微笑んでいうと、皆はそれに対して頷いてくれた。
――こうして、改めてリーゼ村のメンバーは、アドリビトムへと加入した。
―――――――――――――
「――……カダイフ砂漠に…?」
「――えぇ、アナタにも手伝ってもらいたいの」
僕の問いに、アンジュは頷いて答えてきた。
話はこうだ。
――ヘーゼル村の一定の人達がウリズン帝国に、遠くにある星晶採掘地へと連行され、強制労働を強いられているらしい。
そしてその村人達を解放する為にユージーンとヴェイグは連行された場所へ、アニーとティトレイはヘーゼル村に残っている人達をリーゼ村の人達同様、建設中のオルタ・ビレッジに移住させる為、船を出た。
そして…二手とも、オルタ・ビレッジに移動する為にはカダイフ砂漠を越えなければならない為、カダイフ砂漠の周辺の魔物の討伐依頼を頼まれてしまった。
「一応他の所にも人員を送らないといけないからメンバーはいつもどおり四人になるんだけど……三人は決まってるから後は一人なのよ」
「うーん……分かった、僕もそっちを手伝うよ。こんな事、放ってはおけないしね…」
「そう……ありがとうね。ただ、気をつけてね。ウリズン帝国が……『サレ』が妨害してこないとは限らないから」
『サレ』……『リバース』に登場した、ヴェイグのライバル的存在の…ある意味、色々と歪んでる人物。以前、エステルを攫おうとしたウリズン帝国の人物もこのサレだったらしいけど……確かに『リバース』上のあの性格からすると、サレが妨害してこないとは限らないだろう。
「――分かった。十分用心しておくよ」
「えぇ、…気をつけてね」
アンジュの言葉に頷いて、僕は準備をする為、一旦部屋に戻った。
――――――――――――
『グモォオォオオオオーッ!!』
「――ッ、魔神剣・双牙ァッ!!」
―――カダイフ砂漠、以前来たときのオアシスルートとは別のルートにて、猪のような魔物『エレノッサス』と、僕は戦闘を行っていた。
『突進』。ただ単純ながら、当たれば強烈なダメージをいただくそれを避け、僕はエレノッサスに向け斬撃を二つ飛ばす。
『グモッ!?グモモォオッ!!』
「くそ……なら……っ!!」
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