暁 〜小説投稿サイト〜
提督はBarにいる。
艦娘とスイーツと提督と・EX5
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ばしていく。最終的に3mm位の厚さになるまで延ばす。

6.折り畳んで切る

 打ち台に打ち粉を振り、延ばした生地を幅10cm位になるように屏風折りにし、3mm幅で切っていく。

「コツは良く研いだ包丁を使う事。そうしないと生地がボロボロになって茹でた時にちぎれたりするからな」

7.茹でる

 大きめの鍋にたっぷりのお湯を沸かし、切ったうどんをほぐしながら投入。茹で時間は8〜13分。生地の状態によって変わるので、味見をしながら茹でよう。芯が無くなればOK。

「大きめの鍋って、どのくらいの鍋です?」

「生地の重さの15倍位の水が必要だって言われてるな。だからその辺を計算して鍋の大きさを決める」

8.洗う

 茹で上がったうどんをザルにあげて、滑りを取りつつ流水で洗ってしめれば完成だ。

「釜揚げの場合は洗わなくても良いけどな」




 さて、うどんは完成したので早速食べよう。今日は少し暑いので、ぶっかけにしてみた。うどんを丼に入れて、大根おろし、鰹節、揚げ玉、おろし生姜、ネギ、すだちを添えたら冷やしておいたつゆをたっぷりとかける。

「「いただきます」」

 すだちを搾り、ズルズルと啜る。うん、娘のさっぱり感がいいね。

「どうだ赤城、美味いか?」

「はい、とっても。ただ……」

「ただ?」

「……つゆが、少ししょっぱいです」

 そう言いながら赤城は、涙を流しながらうどんを啜っていた。
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