暁 〜小説投稿サイト〜
『組長と零』
『永遠の心の恋人』
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自分の選ぶ道を生きてけ!何があっても死のうとするな。それだけは守ってくれ。なっ!
オマエが死んで哀しむ奴が此処におる事、よぉに刻み付けとけ。
死んだら殺すからな。その前に、死にたくなったらワシが殺してやるって昔約束しとるやろ。それも忘れるなよ』

あーあ、もぉ泣き過ぎて頭痛いし仮眠って言いつつ組長寝てないし。
最後か...最後なんよな...此の手に触れる事は二度と無いんか...淋しいな...離れたくないのに離れなあかんのんか...こんなに辛いんもんなんやなぁ、愛する人との別れは。

てか、此れがきっと本当の愛なんだろうなぁ...
もう誤魔化しようが無い...お互いに...。

最後の最後に、組長の震えが伝わるくらいの、ぎこちない優しい唇が零の唇に微かに触れた。


唯一無二の愛、此を越える愛は一生絶対に出逢え無い。


組長、貴方は今も其処から見守ってくれていますか?

遠い遠い未来で、またいつか魂が巡り逢えたなら其のときは...




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