暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep??誓い〜Appointment for reunion〜
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操作しているところに、フェイトちゃんとはやてちゃんが姿を見せた。2人とも私と同じように端末を手に、肩で息をしながら私の元へと走ってきた。どうやらフェイトちゃん達もシャルちゃん達を探しているみたいだ。
「なのは、エイミィからのメール見た!?」
「うん! リンディさんはもう、シャルちゃん達の辞表を受理したって!」
「なんで・・・シャルちゃんとルシル君はこんな大事なことを黙って決めるん!?」
私たちの大声に局員の人たちが驚いて私たちを見る。さすがに恥ずかしかったから場所を移した。
「本局内に居るのは間違いないみたい」
フェイトちゃんが少し震えた声で教えてくれた。
「今、本局に居るシャマルとザフィーラにも捜してもらえるよう頼んだから」
はやてちゃんが端末を畳んで、両手で包み込むながら溜息を吐いた。私はさっきからシャルちゃんとルシル君の端末に交互に掛けているんだけど繋がらない。
「ダメ、繋がらない。何でシャルちゃんとルシル君、黙ってこんなこと?」
「酷いよ。何も相談してくれないなんて。ルシルとシャルのバカ」
「私の作る部隊に協力してくれるって言うてくれとったのに」
シャルちゃんとルシル君のことを考える。今思えば、最近のシャルちゃんとルシル君の行動は少し不自然だったと思う。休日が重なれば絶対に逢っていたのに、ここ最近は全く逢っていない。それによく2人でどこかへと出掛けていたのも判っている。
でもそれは遊びとかじゃなくて、何か重要なことだということも何となく気付いていた。もしかしたらそれに何か関係しているんじゃないかって思うけど、何も聞いていない。思考の最中、突如鳴り出した携帯端末に驚きながらもコールを受ける。
「ユーノ君からだ。もしも・・・え!? うん! そこなら近いからすぐだよ!・・・うん・・・うん! ありがとうユーノ君!」
「まさか・・・!」
「うん! シャルちゃんとルシル君の居場所が判った!」
「なら急がなアカンな!!」
シャルちゃんとルシル君が居るという区画へと私たちは全力で走った。
†††Sideなのは⇒フェイト†††
ユーノから教えてもらった区画へと来た私たちはルシル達を捜す。はやてもシャマル達に連絡をとって、この区画に呼び寄せたとのことだ。
「・・・居た!」
なのはが指を差して声を上げる。私とはやてもそちらへと視線を向けると、そこは局員の憩いの場としてある公園だった。そしてその公園に、確かにルシルとシャルの2人の姿があった。私たちは急いで2人の元へと走った。それに気付いたシャルも私たちの元に走ってきた。
「なのは! フェイト! はやて!」
「「「うわぁっ?」」」
全力疾走で飛び込んで来たシャルを私たちは受け止める
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