暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep??誓い〜Appointment for reunion〜
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ういうのはあまり考えたくないよ。憂鬱になりながらも次の知人の居る部署を目指して歩いているところに・・・
「ルシル! シャル!」
こんな人の居るところで私とルシルの名前を大声で叫ぶのはどこのどいつかな。そう思って、声のした方へと視線を移すと、そこにはユーノがこちらに向かって走っている姿があった。そして私たちのところまで全力疾走してきたユーノは、私たちの前で息を切らせて咽てしまっている。
「はぁはぁはぁ・・・どういうことだよ!! クロノから聞いたぞ! 2人が管理局を辞めるって!!」
リンディさん、まさかみんなに教えてしまっているんじゃ・・・。送別会は必要ないですから、なのは達には連絡しないでくださいって言ったのに・・・。これでなのは達とも挨拶しないといけなくなった。あー、これ怒られちゃうな。勝手に辞めるなんて許さないって。
「まずは落ち着け、ユーノ。こんな人の居るところでそんな大きい声を出すな」
「これが落ち着いていられるか! なんで黙って・・・相談してくれなかったんだよ! 僕たちは友達だろ!」
「ユーノ、まずは場所を移そう? さすがにここだと迷惑になるよ」
「はぁはぁはぁ・・・はぁ、判った」
近くにあった飲食店へと入り、私たちが辞める経緯を話した。もちろん“界律の守護神テスタメント”なんて単語と、本当のことは話せなかったけど。
「本当に辞めるんだな。でも2人の決意はもう解かったら僕は止めない。だけど、一言くらいは欲しかったよ・・・ルシル、シャル」
「「ごめん」」
店を出て、ユーノが去って行くのを私たちは黙って見送った。やばい。大声で泣いてしまいそう。もしここでなのは達と会えば、私は泣く自信がある。ううん、確信だ。
「会い・・たい。やっぱり会いたいよぉ・・・」
胸が苦しい。永遠のお別れじゃない。だけど、なのは達と離れることがこんなに辛い。苦しい。
†††Sideシャルロッテ⇒なのは†††
「なんで・・・なんでシャルちゃん! ルシル君!」
私は今、シャルちゃんやルシル君の携帯端末へと何度も通信を掛けながら本局内を走っている。事の発端はエイミィさんからのメール。内容は、“シャルちゃんとルシル君が管理局を辞めた”、というものだった。もちろん最初は信じなかった。でもリンディさんに確認すると、シャルちゃん達から受け取った辞表をすでに受理したとのことだった。
「うわっと? 高町教導官・・・?」
「ごめんなさい!」
廊下の角で他の局員とぶつかりそうになった。私は謝罪しながらも止まらずに走り続ける。
「なんで、なんで繋がらないの!? シャルちゃん、ルシル君・・・どうして!?」
「なのは!」
「なのはちゃん!」
1度止まって端末を
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