暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep??誓い〜Appointment for reunion〜
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れなのに健康でいられないのは不幸というものです。
「それで今日はどうかしたのかしら?・・・あ! もしかして、フェイトとのお付き合いの許可でも貰いに来たのかしら♪ いいわよいいわよ♪ 自慢の娘だから、絶対に幸せな家庭を築けるわ?」
嬉しそうに喋るリンディさんだが、俺たちの話はそれじゃない。というか、それならわざわざシャルを連れて来たりしない。シェフィと恋人となることを、彼女のご両親に報告する時も1人で行ったぞ。
「いえ。お渡ししたい物がありましたので」
「私に渡したいもの? 何かしら? 誕生日でもないし・・・」
シャルと同時に辞表の入った封筒をリンディさんとの間にあるテーブルの上に置く。それを手にして、リンディさんの表情が見惚れてしまう程の笑顔から一気に驚愕の色へと変わった。
「辞表!? ちょ、これはどういうことなのルシリオン君、シャルロッテさん!?」
「そのままの意味です」
「本日を以って、時空管理局を辞めさせていただきたく来ました」
「え? うそ、よね? だってこんな、え? 急すぎるわ!」
リンディさんは完全に混乱していた。しかし俺とシャルの言葉を聞き、一切の迷いのない目を見たリンディさんは椅子へと座り直して溜息を吐いた。それからお茶を飲んだことで少しは落ち着いたようだ。
「お話を、理由を聞かせてもらってもいいかしら?」
少し声が震えているようだが、そこは気に留めない方がいいのだろう。
「それが私たちにとって必要なことだからです。すいません。今までお世話になっておきながらこのようなこと・・・」
シャルも少し声が震えている。ほら、見ろ。今にも泣きそうじゃないか。やはりシャルだけでも残させるべきだろう。
「シャ――」
「ルシル。これはもうあなただけの問題じゃないから」
「だがな、シャル」
「同じことは言わせないで。私とあなたは一蓮托生よ」
「・・・判った」
そう言われたらもう何も言うことは出来ない。シャルの決意もきっちりと受け取っておこう。
「考え直せないのかしら? あなた達は、局内でもかなり重要な立場に居る子たちなのよ。あなた達の力を必要としている部署は本当に多いのよ。今後ももっと重要な案件に関わったり、解決してもらうことにもなると思うの」
リンディさんは必至に私たちを説得しようとしている。戦力として数えてくれないのは優しさだろうか。シャルは陸戦SSランクで文句なしの実力者だが、今の俺はせいぜいBランク。なのはを庇って負ったダメージを治すために使った上級術式・コードエイルを使った代償だ。
(最高の治癒術式なのに、自身に使えないなんてとんだ欠陥術式だよ)
未だに“界律”から使用許可が下りていない上級術式、さらに自身には
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