暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep??未来へ繋がる危機〜Unknown〜
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んな! お前死に掛けてんだぞ!」
「それより・・・なのはは?・・・なのはは・・・無事なの・・・か?」
「大丈夫だよ! ルシル君っ、私は大丈夫だから、だい・・・じょうぶ・・・だから!」
なのははセインテストに心配させないためか、必死に嗚咽を堪える。それを聞いたセインテストは意識を手放した。それから少し、ようやく医療班が到着して、セインテストを優先になのはの治療も始めた。
・―・―・回想終わりだ・―・―・
あの後、セインテストは意識が覚醒すると、アイツ自身の治癒魔法で重体だった自分を素早く治して、2週間で復帰した。その時は本気で驚いたな。マジで人間じゃねぇとか思ったもんだ。でもその代償なのかアイツの魔力値が大きく減って、魔導師ランクがCまで落ちちまった。
(あたしはもう、あんな思いはしたくねぇ)
だから、アイツらの邪魔をするようなヤツはすべて「まとめてブッ潰す!」んだ。
「往け!」
――シュワルベフリーゲン――
「はぁぁぁぁぁぁぁ!!」
――紫電一閃――
そうして、あたしら守護騎士の総力で機械兵器を無事に一掃完了。そんではやて達と合流、アースラへと帰艦した。
†††Sideヴィータ⇒フェイト†††
「ただいま戻りましたー♪」
任務も無事に終了して、帰るべき家とも言えるようなアースラへと帰艦した私たち。レクリエーションルームへ入ると、テーブルに並べられたものすごい数の料理に圧倒されてしまった。
「「「「「おかえり!」」」」」
呆然としていると、母さんやアルフにルシルにエイミィ、それにユーノから出迎えの挨拶を受けた。それを聞くだけで本当に嬉しくなる。抱き着いてきたアルフの頭を撫でながら、私は母さんとルシルの元へ、なのははユーノの元へ、エイミィははやて達の元へと向かう。
「お疲れ様です、母さん。ルシルも元気だった?」
「ええ、フェイトもお疲れ様」
「お疲れ、フェイト。ああ、体調の方なら問題はないよ」
ルシルとこうして直接会うのは一体いつ以来だろう。休暇が重なっても、やることがある、って言って度々どこかの世界に行っていた。エリオとキャロもルシルに逢いたいって言っているんだけどなぁ。また一緒に遊びに行きたいんだけど。今度の休暇、空けてくれると嬉しいな。
「俺のことより、今はゆっくりと食事を楽しんでくれ」
「え、うん・・・じゃあ、ルシル。またあとでね」
「ああ。またあとで」
私はルシルに言われるままになのは達の元へと向かった。するとシャルがルシルの側へとやって来て、かなり顔を近付けあってすごく真剣な顔で話している。けど2人は姉弟?なんだから、以前のようにすごく気になったりはしないんだけど。でもだからこそ、あんな真剣な顔で2人が
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