暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep??未来へ繋がる危機〜Unknown〜
[10/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
んな! お前死に掛けてんだぞ!」

「それより・・・なのはは?・・・なのはは・・・無事なの・・・か?」

「大丈夫だよ! ルシル君っ、私は大丈夫だから、だい・・・じょうぶ・・・だから!」

なのははセインテストに心配させないためか、必死に嗚咽を堪える。それを聞いたセインテストは意識を手放した。それから少し、ようやく医療班が到着して、セインテストを優先になのはの治療も始めた。

・―・―・回想終わりだ・―・―・

あの後、セインテストは意識が覚醒すると、アイツ自身の治癒魔法で重体だった自分を素早く治して、2週間で復帰した。その時は本気で驚いたな。マジで人間じゃねぇとか思ったもんだ。でもその代償なのかアイツの魔力値が大きく減って、魔導師ランクがCまで落ちちまった。

(あたしはもう、あんな思いはしたくねぇ)

だから、アイツらの邪魔をするようなヤツはすべて「まとめてブッ潰す!」んだ。

「往け!」

――シュワルベフリーゲン――

「はぁぁぁぁぁぁぁ!!」

――紫電一閃――

そうして、あたしら守護騎士の総力で機械兵器を無事に一掃完了。そんではやて達と合流、アースラへと帰艦した。

†††Sideヴィータ⇒フェイト†††

「ただいま戻りましたー♪」

任務も無事に終了して、帰るべき家とも言えるようなアースラへと帰艦した私たち。レクリエーションルームへ入ると、テーブルに並べられたものすごい数の料理に圧倒されてしまった。

「「「「「おかえり!」」」」」

呆然としていると、母さんやアルフにルシルにエイミィ、それにユーノから出迎えの挨拶を受けた。それを聞くだけで本当に嬉しくなる。抱き着いてきたアルフの頭を撫でながら、私は母さんとルシルの元へ、なのははユーノの元へ、エイミィははやて達の元へと向かう。

「お疲れ様です、母さん。ルシルも元気だった?」

「ええ、フェイトもお疲れ様」

「お疲れ、フェイト。ああ、体調の方なら問題はないよ」

ルシルとこうして直接会うのは一体いつ以来だろう。休暇が重なっても、やることがある、って言って度々どこかの世界に行っていた。エリオとキャロもルシルに逢いたいって言っているんだけどなぁ。また一緒に遊びに行きたいんだけど。今度の休暇、空けてくれると嬉しいな。

「俺のことより、今はゆっくりと食事を楽しんでくれ」

「え、うん・・・じゃあ、ルシル。またあとでね」

「ああ。またあとで」

私はルシルに言われるままになのは達の元へと向かった。するとシャルがルシルの側へとやって来て、かなり顔を近付けあってすごく真剣な顔で話している。けど2人は姉弟?なんだから、以前のようにすごく気になったりはしないんだけど。でもだからこそ、あんな真剣な顔で2人が
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ