第五十七話 卒業式その四十三
[8]前話 [2]次話
「調子出ないしね」
「確かに寝ることは身体にいいことよ」
「そうよね」
「一番いいから」
「じゃあこれもいいのね」
「いいと思うわ、お母さんもね」
「それじゃあね」
私もこのこのままいこうと思いました。
「やっていくわね」
「ええ、ただ千里は寝る以外の休憩はしないけれど」
「寝ようと思ったらね」
実はよく寝る方です、授業中に居眠りとかはしないですけれどとにっかう寝ようと思ったらすぐにです。
「それこそ目を閉じたらね」
「それで、よね」
「座っててもね」
電車の中でも車の中でもです。
「外がどれだけ五月蠅くてもね」
「寝られるわね」
「だからね」
それで、です。
「私はすぐに身体も心も休めるの」
「寝るとな」
お父さんも言ってきました。
「少しでもそうすると違うからな」
「十分でも寝たらね」
「それだけ疲れが取れるからな」
「それで疲れは取れるし」
「充分な休憩になっているな」
「ええ、ただ私は睡眠時間が短いと」
そうだったらです。
「辛くなるから」
「しんどくなるな」
「そうなるから」
実際に受験の時とか大変でした、特に私はあまり寝ないとどうしても次の日に疲れが出てしまうタイプだからです。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ