新暦79年
異世界旅行 〜カルナージ〜
memory:38 模擬戦 その3
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てアインハルトはヴィヴィオを思う。
戦いにおいての学習能力。
早く精密な動き。
恐れることなく前へと出る勇気。
「(それらが重なる、ヴィヴィオさんのファイトスタイルは……!)」
アインハルトは素早く右拳を撃つ。
しかし、ヴィヴィオはそれを体を傾け避けた。
「(カウンターヒッター!)」
そして、ヴィヴぉおは左拳でアインハルトの顔を打ち抜いた。
「(ここっ!)一閃必中―――!」
バランスを崩され、ぐらりと揺れるアインハルトに勝機を見出し、沈めるべく最高の一撃を放つ。
「アクセルスマッシュ!!」
魔力のこもった右拳昇打がアインハルトの顎を打ち抜いた。
「(よしっ、これで―――)」
完璧に極まり、少し気が緩んでしまった、そんな時だった。
倒れるアインハルトから鋭い蹴りが放たれた。
「(あ―――)」
それは完全なヴィヴィオの油断。
避けるなり防ぐなり出来ていたであろう一撃受けてしまった。
そして二人のライフは0になり、地面へと倒れこんだ。
『試合終了〜〜〜!』
その直後、メガーヌから模擬戦終了のアナウンスがフィールド全体にアナウンスされた。
-side end-
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