暁 〜小説投稿サイト〜
もう一人の八神
新暦79年
異世界旅行 〜カルナージ〜
memory:38 模擬戦 その3
[6/6]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
てアインハルトはヴィヴィオを思う。

戦いにおいての学習能力。
早く精密な動き。
恐れることなく前へと出る勇気。

「(それらが重なる、ヴィヴィオさんのファイトスタイルは……!)」

アインハルトは素早く右拳を撃つ。
しかし、ヴィヴィオはそれを体を傾け避けた。

「(カウンターヒッター!)」

そして、ヴィヴぉおは左拳でアインハルトの顔を打ち抜いた。

「(ここっ!)一閃必中―――!」

バランスを崩され、ぐらりと揺れるアインハルトに勝機を見出し、沈めるべく最高の一撃を放つ。

「アクセルスマッシュ!!」

魔力のこもった右拳昇打がアインハルトの顎を打ち抜いた。

「(よしっ、これで―――)」

完璧に極まり、少し気が緩んでしまった、そんな時だった。

倒れるアインハルトから鋭い蹴りが放たれた。

「(あ―――)」

それは完全なヴィヴィオの油断。
避けるなり防ぐなり出来ていたであろう一撃受けてしまった。

そして二人のライフは0になり、地面へと倒れこんだ。

『試合終了〜〜〜!』

その直後、メガーヌから模擬戦終了のアナウンスがフィールド全体にアナウンスされた。

-side end-
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ