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待っている猫
第二章
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 それでもだ、ミケを祖母に引き渡してから少し経ってから家で姉に言った。
「ねえ、私思うけれど」
「どうしたの?」
「お祖母ちゃんのお家に行ってミケに会っていいかな」
「いいでしょ、そんなの」 
 姉はビールを飲みつつ妹に応えた、夕食の後で自分で買ったそれを楽しんでいるのだ。
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