第二話
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教えた結果、視界共有はできず、秘薬の知識はなく、護衛ならそこそこ自身があるとのこと。
視界共有はプライバシーの侵害になるし、どうせ秘薬作れないからデメリットにはならないね。
「戦えるって、メイジじゃないでしょう貴方」
「俺は武器を扱うのは得意の筈なんだよ。だから魔法がなくてもそこそこいけると思うぞ」
「ふ〜ん」
キュルケも疑り深いなぁ。
でも、剣とかで戦ってる姿は見てみたいかも。
お母様開発のヴァリエール式鍛錬法で体術には自信があるけど、剣は振ったことない。
興味がない訳じゃないけど、二足のわらじを履くのは器用貧乏の証だと思うの。
ひとつを極めてこそ、ってものもあるだろうし、私はそれを目指すよ。
あれ、でも魔法と体術って時点で二足のわらじか。
「それは後で見せてもらうとして、ご飯食べようご飯」
「そうね、だけどこの分だともう食事は始まっているわよ」
「大丈夫、厨房ならいつでも空いてるから」
「またあそこ、ね。貴方と一緒にいると、貴族らしさが私の中からどんどん失せていく気分よ」
キュルケが脱力しながら息を吐く。
溜息なんて吐いてたら、幸せが逃げるよ。
それに、ご飯は美味しいんだから何も問題ないと思うんだけど。
「サイト、ついてきなさい」
「あ、あぁ」
戸惑うサイトの手を引き、厨房へと向かう。
厨房に入ると、シエスタが待っていましたと言わんばかりに笑顔で迎え入れてくれた。
「ミス・ヴァリエール。それにミス・ツェルプストーと使い魔さん、ようこそいらっしゃいました」
「またお邪魔するわよ」
「お、お邪魔します………」
慣れた応対でキュルケが、おっかなびっくりでサイトが挨拶をする。
「シエスタ、お洗濯終わった?」
「はい。いつも通り、食事の支度を終えた後に戻しておきます」
流石シエスタ。
あれだけ短時間で済ませるとは、プロだね。
「使い魔さん、初めまして。私メイドのシエスタと申します」
「あ、平賀才人です」
「ミス・ヴァリエールに事前に食事を提供するように申し使っております。ささ、こちらへ」
そこには三人分の暖かみのある食事が並んでいた。
いわゆる賄いという奴だ。
「私は突然の訪問だったのに、よく用意していたわね」
「ミス・ツェルプストーもアルヴィーズの食堂に姿を見せておりませんでしたし、いつものようにミス・ヴァリエールと一緒にいると確信しておりました」
「………やっぱり、私とルイズってセット的な目で見られてるのかしら?」
「――――――」
「せめてなんか言って!」
キュルケとシエスタが何か話している。
ご飯冷めちゃうから、私は食べよう。
サイトは私が寝ていたせいで昨
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