第二百XX+1話
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「…………………エロ漫画でエッチなアプリってあるじゃん?」
「あー……あるねぇ。いや待って束さん。
なぜここで切り出した?」
休日のリビング。
昼食を食べ、後片付けをした後のフリータイム。
話を聞いていないとはいえここにはロリsもいる。
カーペットの上で獣化した箒のお腹や尻尾をもふっている。
「いやこないだまーちゃん達が読んでたからさ」
「まどかー? ちょっとお兄ちゃんに詳しく聞かせてもらおうかー?」
詳しく事情を聞こうと思い手招きしようとしたが…。
「え? トヨタマが書いた奴だよ?」
と円香から返答が来た。
「…………ほんっと……あのバカは」
罰として取り敢えず業務を増やして……って無駄か。
演算制限かけとけばいいか…。
ウィンドウを開いてコアのパラメーターを弄る。
「あれさ、いっ君できる?」
「どういう奴ー?」
「ほら、画面触ったら女の子が悶えたりイっちゃうやつ」
「出来なくはないけど面倒だしリスキー」
「そうなの?」
「束さんでもできるよ。対象にナノマシン打ってスマホで操作すればいい」
「あれ? 魔法使わないの?」
「リリムキッスはあくまでも感度上昇だよ。刺激は別の方法で与えないと」
「ふーん」
「そりゃぁやろうと思えば圧縮空気をセルフマリオネットの要領で動かせるけど、スマホじゃ無理だよ。
スマホをCADと考えればそれでもいいんだけどね」
そんな話をしたせいだろうか。
「どーしよこれ………」
作っちゃったのである。
まぁ、言い訳をさせてほしい。
深夜テンションってあるじゃん?
なんかすげーアイデア浮かんだと思うけど後で振り返ると頭抱えたくなるやつ。
あれだよあれ。
え? わかんない?
ほら、数学の問題とか貰ったらちょっと解き方考えるじゃん?
それだよそれ。
机に置いたナノマシンの入ったジェットインジェクターと、対物障壁を操作する魔法式がかかれたウィンドウ。
「お? 結局作ったんだ」
「ん。まぁ、式として面白そうではあったから」
指先の繊細な操作を圧縮空気で再現したり、感触をフィードバックしたりと結構難しかった。
ただスマホからの操作はさすがに難しく、結局マリオネット系の触手になった。
ナノマシンは阿頼耶識の応用で擬似神経構築型だったので比較的簡単だった。
俺はジェットインジェクターを格納庫に、魔法式をデータベースにそれぞれ保存した。
歯を磨いて二階へ行くと、箒と円香は既に眠っていた。
ので束さんに誘われた。
お互い全裸だ。
束さんにはナノマシンを打
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