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学園黙示録 Highschool Of The Dead 〜壊れた世界と紅の狼〜
イレギュラーだからこそ出来る行為
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「どうした、お二人さん?」
「んー、ちょっと抱きつきたくなっちゃった」
「私も」
「何故に?」


訊ねると二人は声を揃えて教えてくれた。


「「真紅狼に女の子のルールを教えてアゲル」」
「ルール?」
「そう、ルール。女の子が好きなのは、“可愛い男”と“可愛がってくれる男”なのよ」


麗が猫のようにひときり身を寄せてくる。


「俺はどっちも当てはまらないぞ。掠りもしてねぇじゃん」
「そうよ。でも、真紅狼は例外。貴方は私達を支える為に必要な男よ。私は貴方になら何をされてもいいわ……………だって、護ってくれるんでしょ?」


静香は上目遣いで聞いてくる。


「そりゃもちろん。“護る”と決めた以上、命が続く限り護ってやるよ」
「………じゃあ、その証に私達二人にキスして………?」


静香は顔を近づけてくるので、俺も流れに乗ってキスする。
最初は唇だけだったが、止まらず舌を絡ませる。


「ぅん………ぷはぁ………あぁん………」


静香が息を吸う度に襲いたくなる衝動を抑え込む。
俺は空いている左手を胸に当てる。
服の上から揉むが、我慢出来ずに服の中に手を突っ込み、ブラを退けて、手の痕が付くぐらい強く揉む。


「あんっ」
「すげぇ重量感、何センチ?」
「………104cm」
「デカっ!(ゴクリ」


こんな爆乳で挟まれたら………………興奮すんなぁ。


「………もうちょっと人がいない所だったら、やってもいいわよ?」
「その言葉、覚えとけよ静香。………次は麗だな。おいで、麗」
「うん♪」


麗とも唇を合わせるが、やっぱり舌を絡ませた。
ある程度、舌を絡ませたところで俺は麗の舌をしゃぶった。
そのことに麗はビックリして、喘ぎ声を上げる。


「んんっ」


体が震え、息も荒くなっていくのを感じ取った俺は、ギリギリのところで止めた。


「はぁ………はぁ………。 なにゃんで、やめるのぉ?」
「蕩け過ぎだぞ、麗。静香が言っていたように、人が多いからな。俺の家だったらそのまま続けてもいいんだけどな。また今度だ」
「今度は続きをちゃんとしてね?」
「オーライ。お姫様方」


俺は立ち上がり、上着を着直す。
もちろん、静香も麗も着衣の乱れがない様に直して孝達と合流することにした。
〜真紅狼side out〜


〜麗side〜
私達が下に降りると玄関先で孝がリュックサックを担いで、私達の両親を救出する為に準備していた。


「………孝、行くの?」
「ああ、高城の親父さんと話して、『好きにすると言い』と言われたからな、行くつもりだよ」


そういうと、廊下の方から毒島先輩が現れる。
その姿は、男性陣か
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