第78話『水着』
[6/6]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
結月ちゃん、今のどう思う?」
「…間違いないと思うよ」
「何を2人でコソコソ話してるの?」
「はぁ…これだから晴登は」
「え、もしかして今バカにされた?」
莉奈と結月の内緒話が気になって訊いてみると、なぜか反撃を喰らってしまった。
大地の行動が何かおかしかったのだろうか。確かに遠回りにはなるが、それでも女子を送っていく姿勢には好感が持てる。だから正しいと思うのだが・・・
「これじゃ結月ちゃんも大変ねぇ」
「そうだよ全く」
「何だよ2人して…」
「「なんでもなーい」」
晴登は2人の会話の意図がわからず、不貞腐れてしまう。それを見て、彼女たちは顔を見合わせてプッと噴き出した。
「じゃあ帰ろっか」
その莉奈の言葉で、3人は再び帰路につく。
空には微かに星が浮かんでいた。
もうすぐ、夏休みがやって来る。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ