第五十七話 卒業式その四十一
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「いさんでいってね」
「しっかり勉強していってね」
「そうするわね」
「そしてね」
「卒業してからはね」
「大教会でふせ込みさせてもらうか」
奥華のそちらで、です。
「それかね」
「本部か詰所での勤務かよね」
「どれかになるかしら」
「四年先ね」
高校より一年多いです。
「もうかなりね」
「先よね」
「四年もあったら」
それこそです。
「何があるかわからないし」
「事故や病気には気をつけてね」
「ええ、あと自動車の免許もね」
このことも頭の中にありました、それでお母さんにも言いました。
「取っておきたいわね」
「おみち、特に教会にいるとそれは絶対に必要よ」
「そうよね」
もう信者さんのお家や他の教会に行ったりするのに絶対に必要です、今お家に帰る時も車に乗っていますし。
「免許がないとね」
「何も出来ないと言ってもいいわよ」
「だからよね」
「そう、免許はね」
自動車のそれはというのです。
「絶対に取っておくのよ」
「そうしないと駄目ね」
「あと他の免許も取っておくのよね」
「出来たら」
私が今欲しい免許はといいますと。
「教員免許とか博物館の学芸員とか」
「そういうのも欲しいのね」
「あと図書館の司書ね」
この資格もと思いました。
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