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Sword Art Online -Gun Sword-
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ことはわかってる……でも、俺だってさ…ぬくもりを感じたいんだよ…」
先ほど、俺達はケイタにギルドに勧誘されていた。もちろんソロプレイヤーであることに意味を持っている俺は少し悪いと思ったがその場で断った。ケイタは気にしていないといったふうに気にしないで、と言っていたが表情をみれば残念そうにしているのは見てわかった。だがキリトの答えは考えさせてくれ、というものだった。言葉通り、何かぬくもりを感じさせてくれる、そんな家族のような存在が欲しかったのだろう。
それは俺も同じだと言ってやりたかった。
俺も、俺だってキリトと同じくまだ中学生だ。キリトの歳はあの時に聞いていたし、俺も教えているからキリトだってそれは知っている。
まだ、俺達は成人すらしていない餓鬼であることには変わりなかった。そんな子供が、ソロプレイヤーとして生きていくにはこの世界は過酷すぎる。いくらキリトとて、ぬくもりを感じたくなるのは当然だ。俺はどうなのかと聞かれれば――それはこの際どうでもいい。
だが、キリトは攻略組ではビーターと呼ばれ、忌み嫌われている存在だ。その事が災いしてケイタ達に迷惑をかけるかもしれない。それはキリトとしても嫌と言うほどわかっているはずだ。俺とてキリトのせいにするつもりはないが、キリトと一緒に行動を共にしていた事があっただけでビーターと言われる次第だ。
しかし、俺にキリトのやりたいことを止める権利なんてものはない。
「それなら、俺が言うことはひとつだけ。絶対に後悔するような行動はするな。何かあれば俺も手伝ってやる。遠慮なく言えよ」
「わかった……って何でお前俺の親みた……ぃ……あ〜、わかった!わかったから!」
「ならいい」
俺はそれだけキリトに告げ、その場を去った。
自分が気付つくのはいい、自分が憎まれるのがいい。ただ、他人を気付つけるのは、他人を憎むのは俺には許せない事だった。キリトがしようとしていることは、他人を気付つけるかもしれない。だから俺はあれだけ釘を指した。キリトに憎しみの対象にならないよう、俺に頼るようにも言った。
これは俺の唯の自己満足だ。誰に褒められたものでもない。俺は帰り際に空を見上げた。やはりそこには、無機質な金属しか存在しなかった。
翌日、俺は昨日会得したエクセリオンを使いこなすためにレベリングをしていた。モンスターを斬りつけ、刺突し、抜き際に引き金を引く。この動作は中々に様になってきたと思う。しかし、新たに追加されていたスキル〈剣銃〉のソードスキルは一行に発動する気配がない。これはどうしたものかと色んな角度から斬ってみたり撃ってみたりしているのだが、それでも発動しなかった。
一応〈剣銃〉のスキル一覧を確認してみたが〈無限弾丸〉というのしか存在しなかった。もしかすると、〈剣銃〉スキル
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