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Sword Art Online -Gun Sword-
Sword Art Online
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てところでレベリングしてたんですけど、行き成りあのモンスターが現れて……」
「何らかの条件を満たして、現れたって言ったら話の辻褄があるかもな……どちらにしろ、強さ的にはその辺のエリアボス並か」
と此処でドロップしたアイテムが気になった。相手はボス並みの強さなのだ。それなりの武器をドロップしてもおかしくはない。アイテムを確認していると…案の定、レア武器を入手していた。俺はそれをタッチし、装備する。
こ気味の良い効果音と共に俺の腰に下げてある鞘が変わる。重さもそれなりに重くなっていた。取り敢えず俺はその鞘に収まっている剣を抜いた。柄の部分に何やら引き金の様なものがついていて、切先には小さな穴がついている。試しに、といった感じで柄の部分についていた引き金を引くと――ズガンという音と共に鉛弾が剣の切先から飛び出した。
「は?」
「え?」
その光景を見ていたプレイヤー達が訳がわからないといった様子で呆然とこちらを眺めている。俺とて訳がわからなすぎて呆然としていた。
ふと、もう一度引き金を引いてみた。パンッと乾いた音が鳴り響き、弾が切先の延長線上を飛んでいく。一応索敵スキルで視界も良くなっている俺だからこそ見て取れる軌道だが、空中に弾の通ったあとと言わんばかりに白い筋が浮かび上がっているので誰にでもわかるだろう。
「それって……属に言うガンソードって奴ですよね……?」
「そ、そうなんじゃないか…?」
「でもこのゲームって銃はないんじゃ……?」
「一応剣でもあるけどな……」
俺はウィンドウを開き、武器詳細を開いた。武器の名称は〈エクセリオン〉、あえて訳すと〈卓越したもの〉。良く意味は分からないが相当レア武器なようだ。もしかするとユニーク武器とか……まあそれはないか。こんな下層でユニークなんて出たら堪らない。一応エクストラスキルというのがあるらしいので、エクストラ武器とかそういうものかもしれない。
「ま、まあそれは置いといてだ。アンタら……えぇ〜と…」
「あ、ああ。俺はケイタって言うんだ。一応此処に居るメンバーは全員同じギルド員で、リアルでも知り合いなんだ」
「そっか。俺はアルク、アルって読んでくれ。これを気によろしく頼むよ」
いつものように握手を躱したあと、ケイタの背後に並ぶプレイヤー達を一瞥する。こりゃあ、ケイタが居ないとバラバラになるだろうな。そう言った感想が湧いてきた。見たところケイタ以外にしっかりしているプレイヤーは居なかった。多分、ケイタが居なければ今頃引きこもり組に属する様なやつらばかりだ。まあ、見たところではあるのだが。
俺は自分の勘を信じているため、ケイタにご愁傷様と心の声で呟いた。
「それで……その、俺の依頼、一つ受けてくれないか?」
「一応聞いてやるよ」
ケイタ
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