第一章
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よかったです」
「はい、ただ犬の口を縛るとは」
獣医は詩織から聞いたそのことについて顔を曇らせて言った。
「随分と酷いですね」
「とんでもないことですよね」
「犬は舌を出してそれで体温を調整します」
「そこから汗を出して」
「犬の口は呼吸や飲食だけに使いません」
体温調整にも使うというのだ。
「ですからそんなことをするなんて」
「酷い人をいますね」
「全くです、ですが発見が早かったので」
「この子はですね」
「命に別状はないです」
獣医は微笑んで話した、そして実際にだった。
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