外伝〜北の再会〜後篇
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同日、PM12:15――――――
〜ノーザン間道〜
一方その頃ラマールで”特異点”を捜索していたトワ達が出会った金髪の女性――――――ルーシー・セイランドともう一人の女性――――――カノーネ・アマルティアはある人物と共にリムジンに乗ってレミフェリア方面へと向かっていた。
「……どうやらハリアスクからの離脱は無事成功したようですね。」
「ああ……とはいってもここはまだノーザンブリアの領土だ。レミフェリアの領土に入るまでは警戒を怠らないように注意してくれ。」
リムジンを運転しながら呟いたカノーネにカノーネの上司にしてカノーネが務めている民間調査会社――――――”R&リサーチ”の所長であるアラン・リシャールはカノーネに忠告した。
「ふふっ、そのくらいの事はわかっていますわ、所長。」
「………お二人とも申し訳ございませんでした……ラマールでレン皇女から近日中に起こることは警告されていたにも関わらずノーザンブリアの状況をもう少し確かめたいという私の希望を聞いて頂いたばかりに、メンフィル帝国軍によるノーザンブリア侵攻に巻き込んでしまって……」
「いえ、ノーザンブリアと領土を接しているレミフェリア(そちら)としては当然のことですし、メンフィル帝国軍の侵攻予想を読み違えてノーザンブリアに残る事を決めた我々にも否がありますから、どうかお気になさらないでください。」
ルーシーの謝罪に対してリシャールは謙遜した様子で答えた。
「……それにしても、エレボニア帝国との戦争の最中で、それも”焦土作戦”による被害を受けたクロイツェン州の復興をしている状況であるにも関わらずこうも速くノーザンブリアに侵攻した事を考えると、メンフィルは”ユミル襲撃”の件で私達の予想以上にノーザンブリアに対する”怒り”を抱いていたようですね。」
「それもあるだろうが、ノーザンブリアを抑える事ができればノーザンブリアをジュライ、ラマールへと侵攻する為の拠点にすることもできるからね。メンフィル帝国軍と共にヴァイスラント新生軍もノーザンブリア侵攻に協力しているのはそのあたりが関係しているかもしれ―――正面だ、カノーネ君!」
「!!」
カノーネの推測に更なる補足をしかけたリシャールだったが正面に北の猟兵達が銃を構えて自分たちが乗っているリムジンを狙っている事に気づくと表情を引き締めて警告し、リシャールの警告を聞いたカノーネは表情を引き締めてハンドルを強く握った。そして猟兵達はリムジンのタイヤを狙って銃撃したがリムジンはは左右に移動して銃弾を上手く回避して猟兵達を突破したが
「へえ?中々やるじゃねぇか。だが――――――”そこまでだ。”――――――ゼクトール!!」
「応!!」
その様子を見晴らしのいい場所で見ていたルトガーは猟兵達を突破したリムジンに感心した後ゼクトールを呼
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