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異世界転移した最強の俺、追放されたSSS級冒険者(美少女)を拾う
そんな馬鹿な
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 同時に声がかけられる。 

「後から追認、という形になっているが“ルーシー”の許可はとっている」
「そうなのか。これくらいいれば、“大丈夫なのか”」

 俺はかけられた、とても聞き覚えのある声にそう返される。
 するとそれに対し同じ場所から声がした。

「余裕がある程度には。だが不測の事態に備えてこうなったよ」
「分かった」
「それと“次”はお前が、“この説明”をするんだぞ。何度もするのは嫌だからな」
「そうだな」

 そう俺は笑って振り返る。
 ルーシーたちは唖然としたような表情でそちらの方を見ている。
 そこには俺が、十人ほどいた。

 “未来”の回復した俺を召喚した。
 その“未来”間での滞在と、今回の手伝いは“決定”してしまっているが。
 けれど今の終了するかもしれない結末よりはよほどいい。

 そして俺は、

「では、攻撃に移ります」

 そう告げた。
 そして俺の特殊能力によって使われた魔法にいくつもの魔力が重なって、ようやく食い止めるのを止めたからどう、攻撃に移ろうとした“敵”が目を見張る。

「馬鹿な。そんな馬鹿な!」
「本当だよ。でも……どうやら俺には幸運の女神様がヒントをくれたらしい」

 そう返した所で幾つもの魔法陣が強く輝くとともに、かすかな断末魔が聞こえて……その敵は消滅したのだった。
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