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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
第二十四話
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かな……?」


洞窟の魔物と戦いながら奥へと進むと中、僕は隣を歩くジュードにそう言うと、ジュードは少し頬を掻いてそう答えた。

この三人、正直かなり強い。
ジュードは拳を主とした戦い方でセネルとは違い、どちらかと言うとファラ寄りな戦い方をする。また、見た目とは裏腹に拳の一撃一撃が重いのか、魔物をダウンさせる事が多い。

ミラはと言うと、また珍しい戦い方を見せてくれた。武器である剣の腕もさながら、魔法を詠唱無しで剣技として利用して戦う。一体どうやってんだろう…。

アルヴィンはフリーの傭兵というだけあってやはり強い。戦い方は剣と銃を交互に使う『海賊』のような戦い方だが、違うのは剣の大きさ。大剣と言うようなサイズの剣を片手で軽々と奮い、銃を扱うかなりパワータイプ+テクニックタイプな戦い方である。

「――それで、今大分進んだ訳だが…アドリビトムの方々はこの洞窟の魔物についてなんか分かった?」


三人の様々な戦い方等の話をしながら歩いていると不意に、アルヴィンが周りを少し見回しながらそう聞いてきた。


この洞窟の魔物……そう言えばさっきから戦ってた魔物って『ウィンドスピリット』や『アーススピリット』と言った小さな精霊が何かの干渉を受けて変化した魔物ばっかりだったっけ。……もし僕の考えがあっているなら……


「……一応、あくまで僕の考えだけど……少し分かってきた」


「ほぅ…。それは気になるな」


僕の返答に周りの皆が少し驚いた様子を見せ、その中で最初に表情を戻したミラがそう、興味深そうに言葉を出した。


「うん…。まぁ、うちのギルド関係の事もあるから詳しくは話せないんだけど……多分此処に最初、魔物が居なかったのは小さな精霊達が過ごしていてそれこそ、村の人達は気付かなかった程神聖に近い領域だったんだと思う。…だけど今、この『ルミナシア』でちょっとした変化が始まって、それに小さな精霊達が干渉して、魔物に変わったんだと……僕は思う」


「……へぇー。…優等生君はさっきの説明、どう思う?」


「…もし衛司の言ってる変化っていうのが本当なら…有り得ない訳じゃないかも」



僕の説明を聞いてアルヴィンはそう、ジュードに再確認するように聞くとジュードは僕の説明の事を考え、そう答えた。ミラは少し首を傾げていたが、ロッタとヴォイトは『この変化=赤い煙(ラザリス)関係』と知っているので、理解したのか小さく頷いていた。



「まぁ、まだ深くは分からないから……とりあえず奥に進んでみよう」


僕の言葉に皆は頷くと更に奥へと向け、歩き出した。










―――――――――――――




「――……此処が奥、か……あれ……?
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