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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
第二十四話
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い切れないね……」


考えていると、不意にそうロッタがヒソヒソ声で話しかけてきた。確かに、考え得る中ではそれが今では一番思い当たるだろう。


「――……分かりました。その洞窟の調査と、出来る限りの魔物の討伐、引き受けました」


「……ぁ、ありがとうございます!此方もある程度の人員を準備しますので、宜しくお願いしますっ!!」


「いえいえ、これもこの村の為ですから。受けた以上は、ちゃんと成果を出しますよ」


僕の言葉に、村長さんはどこか嬉しげにそう言って頭を下げてきたので、僕はそう答え小さく笑ってみせた。


「……衛司のあの受け答え方に、終わりの営業スマイル……絶対にアンジュから教わってるわね(ヒソヒソ)」



「……やっぱりブラザーの行き先が怖いぜ(ヒソヒソ)」



――だから外野、五月蝿い。




―――――――――――――



――村長さんに教えられた通りに村の奥に抜け道を歩くと、しばらくして先に洞窟が見え、その入り口の前に男性が二人、女性が一人の三人程の姿が見えた。


あの人達が村長さんが言っていた回せる人員だろうか…?

男性の内一人は、僕と同じか少し下程の背の少年。もう一人はその少年よりも背は高く、なんとも大人っぽい感じの人。
そして女性の方は、少し高めでなんというか…凛とした感じで、背の高い方の男性とはまた別の感じの大人っぽさが感じられた。

向こうも此方に気付いたのか、少年が此方に頭を下げてきた。



「アドリビトムの方達です…よね?村長から話は聞いています。僕はジュード、ジュード・マティスです」



「――私はミラ。ミラ=マクスウェルだ。訳あってジュードの世話になっている。自分で言うのはなんだが、腕には自信があるぞ」


「――俺はアルヴィンだ。この村で雇われてる、一応フリーの傭兵だ。ま、宜しく頼むぜ」


そう少年、ジュードから順に、女性のミラ、もう片方の男性のアルヴィンが自己紹介をしてきた。


「ジュードさんにミラさんにアルヴィンさん…ですね。僕はアドリビトムから来た乾衛司です。姓が乾で、名前の方が衛司。それでこっちはロッタとヴォイトです」


「……自己紹介くらい自分でできるわよ」


僕が三人にそう自己紹介していきロッタとヴォイトの方を見ると、ロッタは呆れたような様子でそう呟き、ヴォイトは特に気にする事無く笑ってた。




―その後、結局皆、『さん』付け呼びは無しにして洞窟に入る事になった。










――――――――――――




「――それしても改めて言うけど、ジュード達って強いね…」


「そ、そう
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