第3話
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しながら防ぎつつひたすら走る。もちろん入る前にかけたバリアやアームズはしっかり機能していた。
そして
「あそこ!!」
ついに二人の男女が倒れているのを発見した。
「おい!!大丈夫か!!」
すぐに水流防御(ウォーターバリア)の中に引っ張り込み息を確認する。
「・・・うん、まだ生きてる。翼君」
「了解。∞魔法<レーゼ>。」
「今のは?」
「状態回復魔法。これでやけどは落ち着くと思う。だけど危険な状態には変わりないよ」
「さて、一刻も早く出るとしよう。山本巡査部長、福沢君。すまないが抱えてくれるかね。中原君、破片は頼むよ。」
「あぁ、だけど来た道戻るのはなげぇな。仕方ねぇ。重力操作!!」
すぐそばの壁を異能をまといぶち破った。
そして少し離れた所の車まで戻ってきた。
「患者は?」
「あぁ、何とか無事だ。やけどは翼君の能力である程度は・・・・治療を頼む!!」
「了解しました。異能力:超回復」
そして治療している様子を横目に見ながら種田は電話をしていた勘助に向き直った
「今回は協力を感謝したい。助かった。」
「いえ、助かったんすよね。」
「あぁ、治療を既に開始しているし。彼女は絶対的な回復術の使い手でな。それに戻れば医療の権化である鴎外君もいる。まだ絶対とは言わないが死なせないさ。」
「それで、助けた彼らなんだが警察組織的には公安案件になってくる。本来ならあまり情報を共有することはできないが、今回助けてもらったからな、捜査一課の上司にもいうことができない重要案件だ。君たちは交番勤務から捜査一課に配属されてどれくらいだ?」
「どちらもまだ、1年と少しです」
「もし話を聞いてしまえば後戻りはできなくなる。長野県警で捜査一課として勤務してもらうことは全然かまわないが、この情報を上司に報告することは禁じさせてもらう。知っていれば危険があるかもしれない。もし、それでも聞くのならこちらまで連絡をくれ。」
そして名刺を手渡す。
そこには<derective management office>と書かれていた。
「そこは福沢が所長を務める総合探偵事務所だ。もちろん諸伏巡査部長にも相談してくるのならこちらから捜査一課には話を通そう。」
「わかりました。」
「くれぐれもこのことは内密に頼む。」
そういって、その場から立ち去った。
「勘助君ですか・・・・」
「おぉ・・・頼んで悪かったな。状況はどうだ。」
「既に消火活動が開始されています。説明は少し作りましたがいいのですよね」
「すまなかったな・・・・・なぁ、情報ききに行くよな」
「話が見えませんが、まぁ彼らがいないのであちら案件だ
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