第3話
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気づく。
「すみません。長野県警捜査一課の諸伏です。かなり燃えていますので近づかないようにお願いします。」
身分証明書を見ると確かに刑事のようだ。
「ご忠告感謝します。内務省異能特務課長官の種田だ。この中に事件の重要参考人がいるとの情報を得てやってきている。」
「!!異能特務課。」
すると、もう一人の男(おそらく警察官)もやってきていた。
「おい!!高明なにしているっ!?早く消防に通報をだな!!」
「!?すみません勘助君。こちら異能特務課の方だそうです」
同じように種田が身分証明書を提示し説明する。
「おいおいこんな炎の中突入するっていうのかよ。」
しかもそんな子供もつれて・・・・
目は翼に向けられた。
「ただの子供ではないので。翼君、いま中はどうなっている?」
翼は集中し神の眼(ゴット・アイ)で居場所を探る。
「・・・・うん。まだ生命力はあるよ。だけどそろそろ弱くなると思う」
「わかった。すまないが時間がない。重要参考人以前に命あるものをみすみす死なせるわけにはいかない。」
「勘助君!!」
「っち!!わかった。だが俺もいく。これでも警察だ。みすみす行かせるのをただ黙っているわけにはいかないのでね。」
「・・・・いいだろう。すべてはあとで説明する。すまないが諸伏巡査部長は消防と警察に通報よろしく頼む。」
「・・・わかりました。」
「では翼君。」
「うん。∞魔法:アーマー&水流防御(ウォーターバリア)」
「うぉ!!なんだぁ!?」
「防御力向上魔法と火の中に突入してもいいようにバリアを張りました。これでほぼ無傷でたどり着ける。」
「!何でもありなんですね。」
「あぁ。使いどころを間違えば凶器にもなるがな」
さて行くか
そして今回来ていた、種田、福沢、織田、中也そして知り合った捜査一課の山本勘助は炎の研究所の中に突入した。
「うわっひどいなこりゃ」
中は今にも崩れてきそうな雰囲気だ。
「でも俺らがいる。」
「へぇーさしずめ攻撃力特化といったところかよ」
翼の魔法を見た勘助は見た目小・中学生に見える少年(中也)にも突入するだけの能力があることにたどり着く。
「んじゃまぁ始めるとしますか!福沢さんそっちは頼みますよ!異能力:重力操作」
「うむ。」
「ちなみに彼らの所属する企業は銃刀法所持許可証をとってある」
「それなら十分です。」
「・・・・・そこの廊下を右、その先の扉を左」
織田に抱えられた翼の能力を頼りに突き進む。途中で飛んでくるがれきの破片やふさがれている箇所は中也の異能と福沢の日本刀で吹っ飛ばしたり、切ったり
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