第八幕その四
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「色々な場所を巡ったわね」
「うん、ピラミッドの中のね」
「そうね、面白い場所ね」
「そうだね、迷路になっているし」
「オズの国だけあって」
それだけにというのです。
「楽しい場所なのよ」
「だから女神様もだね」
「ここで楽しく暮らしているわ」
「そうしているんだね」
「今日もね、ではまた機会があったら」
「その時にだね」
「ここに来て」
そしてというのです。
「お参りをしてね」
「そう、神様のところに来たから」
トロットも言いました。
「お参りはね」
「しないとね」
「セト神のところでもハトホル女神のところでもしたし」
「だったらね」
「イシス女神のところでもね」
つまりここでもというのです。
「しっかりとね」
「お参りをして」
「そしてね」
そのうえでというのです。
「次の場所に行きましょう」
「それじゃあ」
「お参りをしてくれたら」
またイシス女神が言ってきました。
「私としてもね」
「嬉しいわよね」
「神様だから」
だからだというのです。
「お参りしてくれたらね」
「やっぱり嬉しいわよね」
「だからそうしてくれるなら」
「それじゃあね」
トロットは女神様ににこりと笑ってでした、そのうえで実際にお参りをしました。そうしてそのうえで女神様と笑顔でお別れをして。
迷宮の中を進んでいきます、すると今度は迷宮の中で二人で壁を修理している若い男の人達がいました。
服は古代エジプトの服です、ハンクはその人達の近くに来て尋ねました。
「壁をなおしているんだ」
「そう、ラー様に言われて」
「そうしているんだよ」
二人はこうハンクに答えました。
「ラー様はピラミッドの中のことは全てご存知だから」
「何処がどうなtっているかもご存知でね」
「壁が壊われていたらね」
「僕達がこうしてなおしているんだ」
「ちなみに僕の名前はランフィスっていうんだ」
男の人の中で背の高い人が名乗りました。
「宜しくね」
「僕の名前はメンフィスっていうんだ」
背の低い人も名乗りました。
「僕の方も宜しくね」
「こちらこそね。ただラー神は」
「ピラミッドのことは全部知ってるのね」
トロットも言いました。
「そいなのね」
「そうだよ、全部ね」
「玉座から見ておられるよ」
「何処に誰がいるかもね」
「ピラミッドの中なら全部ご存知だよ」
「だったら」
そのことを聞いてです、トロットはこうも言いました。
「メジェド神が何処にいるのかも」
「ラー様はご存知だよ」
「あの方が何処におられるかも」
「そうなのね」
「僕達そのメジェド神を探してるけれど」
ハンクがまた二人にお話しました。
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