暁 〜小説投稿サイト〜
夜に交わる伴装者〜Heros a H eroism〜
淫夜のデュエット(翔ひび)
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「う、あああ……ッ!く、こん、なに、まんこをグチョグチョにしてるクセに……痛いくらいに締め付けてるクセに……ッ!イジメられ、るの、大好きなクセにッ!ぅあ……ッ……壊し、てやる!ひびきのまんこ!俺のぉ!俺のひび、きぃ!!」

気持ちイイ?

おまんこ? 壊されちゃうくらい激しいの好き??

……あ、

でも、待って……

おまんこ、壊れちゃったら、翔くんの…………嫌!

「ッ?! や! 嫌ァ!! ダメぇ!」
「ひ、ひびき?!」

甘く、蕩けていたわたしの声。

桃色に霞みがかっていた思考が一瞬、クリアになる。

翔くんも驚いて、動きが止まる。

戸惑う翔くんの瞳と視線が合う。

「ご、ごめん! 調子に乗り過ぎた、え、と……今、抜くから………!」
「はぁ……はッ……ん? ふ………ち、違うの! ぇと、ごめん……その、つい怖くなっちゃって」
「怖かっ、た? あ、ぅ、乱暴にし過ぎたか? 本当にごめ──」
「あ、違う違う違う! 本当に違うんだって!」

乱暴にされるの……嫌いじゃないよ、本当に。

ただ、先程の「嫌!」は我ながら本当に切羽詰まったモノだったから……。

翔くんはわたしが本気で嫌がる事を絶対にしない。

行為の最中でも、止めてくれる。

「え、と、じゃあ……どうした? た、体勢がキツいか?」

未だにまんぐり返しのままなわたし。

普段からの特訓のお陰で、身体の柔らかさには自信があるから、それ程苦しくはない。

……けど、

心配そうに見つめる翔くんの顔と、

わたしのおまんこと、翔くんのおちんちんが繋がった結合部が見えていて、恥ずかしい。

恥ずかしい、けど気持ちイイ、から大丈夫。

わたしが嫌だ、って思ったのは……。

「あ、あの、ね……ここ……」
「腹? あ、子宮、か?」

自分の下腹部、子宮に手を触れる。

腟内にある翔くんのおちんちんも感じとれる。

お腹越しに、脈打っている。

イイトコで止めちゃったから、ちょっと苦しそう。

でも、翔くんの瞳には、さっきまであった情欲の色は無くて、心配そうに気遣う色が浮かんでる。

ぁぅ、酷いこと、恥ずかしいこと、いっぱいしてくるのに……。

こうやって本気で心配してくれて、優しくしてくれるから……。

本当にもう、大好き。

「子宮……その、赤ちゃんの、部屋を」
「あ、その……本当に壊す気は無いぞ!? 言葉のアヤというか、勢いでな? その」
「わ、分かってるよ……それは、分かってるんだ、けど……………その、あぅ」
「?」

わたしが何を言いたいのか、分からず翔くんは困惑してる。

わたし自身も困っている。恥ずかしくて、だ。

エッチな事への羞恥心
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