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仮面ライダーの力を得て転生したったwwwww
第6話
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は拳銃を掴んで、自分の左側の胸元に突きつける。

「・・・・・・ゴメン。今の俺には、こうすることしか出来ない。撃ちたいなら、撃てばいい。アンタの怒りも、分かるから」

男は呆気に取られる。空気が淀み、息苦しくなるアジト内。そこに、無線からの通信が入る。

「どうした」
『こちら、エリアB! 前方から謎の女がコチラへとやってき・・・・・・ぐおっ!!?』
「おい、どうした! おい!・・・・・・エリアBの市街地において謎の女が隊に攻撃した。 念の為第一小隊、第二小隊が現場に向かう。 ・・・・・・アラタ、行けるか」

無線からの通信が途絶え、安西は舌打ちをつきながら、指示を飛ばしてくる。ジュンイチロウさん達は至急身支度を始める。それを見た俺は男に視線を戻し頷くと、安西に再び視線を向けて肯定の頷きする。

「・・・・・・全員、武装しろ。私の指示次第で第三、第四、第五小隊も向かう場合もある。準備を行ってくれ」
「「「「了解」」」」
「もし相手がアナザーライダーだった場合、アラタが即座加勢、私達は被害を最小限に抑えるために後方支援・・・・・・それでいいか」
「・・・・・・分かった」

「よし、行くぞ」
「「「「了解!」」」」

ジュンイチロウさんの号令と共に、レジスタンス面々はエリアBと呼ばれる場所へと飛び出していく。 俺は未だ腕を震わせ涙を零す男を見遣りながら、後を追う。


ーーー


「コレは・・・・・・」
「手酷くやられてますね。負傷者は念の為連れてきた医療班に任せてます」
「例の女は」
「未だ発見できないっすよ」

安西の言葉に、スズナとヨータが返答する。安西はイラつきを抑えるために、懐からタバコを取り出す。
俺とレジスタンスがエリアBと呼ばれていた現場へと向かうと、手酷くやられているレジスタンスの面々が居た。 ある者は担架に乗せられ運ばれ、ある者は隊に脇を抱えられていく。
第一小隊の面々は最低2人ずつに別れ、俺は単独で出来るだけ離れすぎずに女の行方を探っていた。

俺の目から見ても屈強な男たちを軽くあしらう実力。だが、この状況を生み出したと思われる女とやらは何処に──

「──ようやく来たんだ」
「!?」

甘い蜜のように蕩けるような声が、俺の背後から聞こえ、即座に距離を取る。

「──お前、は」

女の顔を見て、俺の表情は驚愕を浮かべる。
その女は、この戦いを始めた タイムジャッカー(元凶)が1人、オーラ。

「久しぶりね。 アナザージオウ(アラタ)

オーラは待ち人がやっと来たかのように、髪をクルクルと弄りながら笑みを魅せた。
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