5話マリア@
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マリア・カデンツァヴナ・イヴ。
桃色のロングヘアを後ろに流し、整った顔に、髪色と対照的な碧眼を持つ、世界的なアイドルである。
プロモーションも完璧で、うん、世辞抜きにヴィーナス体型と言っても過言ではない、ボン・キュ・ボン体型は、誠治郎のリビドーを常に刺激して止まない。
え、コックである俺、誠治郎が、なんでそんなジャンル違いの人と深い知り合いかと?
一言では説明できない。
彼女の事を語るには、かなり前に救った、彼女の妹の話が必要になるだろう。
セレナ・カデンツァヴナ・イヴ。
彼女が死にかけていた時に、自分が救ったことが、マリアとの出会いであった。
はっきり言おう、彼女を誠治郎が救えたのは、半分は彼の行動の結果ではあるが、半分は運である。
確かに自分は調理特化の神様チートであるので。
彼女を救うための治癒特化ドリンクを早い段階で水筒に常備していたが(見つからないときは、全力ダッシュしてへとへとになったあと、ちょこっとずつ飲んでた)
ごく当たり前の話だが、彼女の事件がいつ、どこで行われるかは、ぶっちゃけ現実世界で見た(アニメ)映像を元に、この世界で行った場所に当たりをつける、という無理ゲー方法しかない。
で、どうしたか。
うん、人を頼りました。
自分が赤ん坊の時に覚えていた場所なんだけど〜、本当の両親に会いたくて〜と、適当に誤魔化した理由で、探偵業のプロの方、しかも複数に探してもらい、そのF.I.S.施設の近辺を探し当てて。
で、その辺りに出店して、オーナーとして料理を作り、運営しながら、ひたすら『待った』
非常に迂遠かも知れないが、彼女達の組織は一応秘密組織。
それ以上の手は!思いつきませんでしたぁ!(思考放棄)
あ、自慢じゃないが、その頃には、自分の腕は料理チートで世間からの認知度高かったので、別に出店場所をその近辺にすることは、問題なかった。
旨いものを食べるためには、ある程度の移動の労苦を厭わない人間というのは、ノイズ被害が多い世界でも変わらないのだ。
…………後、人命救助に対してのモチベーションが高いシンフォギア保有者の近くなんで、被害も少ないしね。
とそれは置いておいて。
乱入した誠治郎(自分)に驚くセレナに、自分は包丁のシンフォギア持ち(本当)、悪のパワーを感じて来た(嘘)など、セレナの素直さにつけこんで(?)カバーストーリーを展開。
水筒のエリクサー(仮)を飲ませて、全快させた後は戦闘は全部セレナ任せ。
勝ったな(笑顔)とやってました。
え、どうなったかと。
うん…………あれだね、ちょっと唐突に過ぎたね。
『マッドと主人公の邂逅(題目)』
「おっとぉ!自分が見落としていたシンフォギア
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