幕間の断片
語られない幕間-1
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その焦らしが、男の思考を鈍らせる。
満足したい。満たされたい。この女を俺の物にしたい。
そう思った時にはもう、男はオーラを押し倒していた。だが、立場が逆転したにも関わらずオーラは甘い笑みを魅せる。
「イイわよ。アナタが'契約'を結んでくれるなら、だけどね」
「わ、分かった!するから! オーラちゃんの為なら何でも!!」
「・・・・・・イイ子ね?」
男の必死の懇願に対して、うーんと唇に手を当てて考える素振りをみせながら、オーラは契約の証であるキスマークを男の首筋付けながらーー右手に隠し持っていたアナザーライドウォッチを、男の胸に突き刺す。
「あ・・・ぐぅ!・・・・・・ぐああああああ!
!!!!!!!!」
「おめでとう、私の可愛いセフレ君? 歴史が変わって、今日から貴方が「仮面ライダーエグゼイド」よ」
《EX-AID・・・》
男は苦しみの果てに、アナザーエグゼイドへと変身する。その事に対してオーラは祝辞を述べた後に、ベッドに寝そべり両腕をアナザーエグゼイドへ向ける。
「さあ・・・・・・おいで、私の可愛いセフレ君」
甘く、蕩けるように、男を誘う。
そんなオーラの一言を聞くや、アナザーエグゼイドは男の姿へと変わりながら、理性を飛ばし容赦なくオーラの上に覆いかぶさり、身体を重ねて打ち付け合う。
──大の男が、自分の身体で溺れている程快感になるものは無い。
「あっ・・・・・・はぁ、んっ!!?」
また1人、男が自分のモノになったことに歓喜の喘ぎを叫びながら、夜が明けるまでオーラはひたすら男との行為に及んでいた。
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