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仮面ライダーの力を得て転生したったwwwww
幕間の断片
語られない幕間-1
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「フッ、ハッ・・・・・・!」

マフラーを靡かせ、瓦礫などの障害物を掻い潜る青年。 その青年を追い掛けるように、コブラを模した機械生命体『ロイミュード』と、カミキリムシを模した不死の生命体『パラドキサアンデッド』、地球外生命体『アラネクアワーム』が青年の後を追随する。 ここまで1kmに及ぶ逃亡を繰り広げていたが、逃げ込んだ先が行き止まりであった事で青年は脚を止める。

―――やはり、この世界は何処か歪んでる。

青年『ウォズ』は、この世界に来てからヒシヒシと感じている異質さに困惑しながらも、視自身に追いつき仕留めようとジリジリと迫るロイミュードとアンデッド、そしてワームへと視線を見やる。

片やロイミュード。 『仮面ライダードライブ』に登場する機械生命体であり、世界の「時間」をも止める程の強大な力を持った怪人。

片やアンデッド。『仮面ライダー剣』 に登場する不死の生命体であり、同時に全ての生物の祖と称される。

片やワーム。『仮面ライダーカブト』に登場する地球外生命体であり、人知を超えた力である『クロックアップ』を使える。

生物と機械。相対する存在でありながら、殺戮の対象を私1人に向けてコチラへと襲い掛かる。

とはいえ、だ。

「生憎、君たちに手を焼く時間などなくてね」

コブラロイミュードとパラドキサアンデッドの振るわれるパンチを掻い潜って距離を置く。瞬間移動で撤退を考えるが、相手には重加速使いとクロックアップ能力持ちの敵が居る。その相手達に背中は向けられない。

私はそう判断し、黒と緑の配色がなされ、胴体部に3つのボタンが配置されたベルトーー『ビヨンドライバー』を腰に装着する。

《BEYONーDRIVER!》
『シャァッ!』

アラネクアワームが変身の邪魔をしようと接近してくる。が、それも想定済みである。

「フン!!」
『グギャッッ!!』

私は首に巻いたマフラーを振るうと、マフラーは鋭い針へと変わり、アラネクアワームを斬りつけ吹き飛ばす。敵との距離が離れたタイミングを見逃さず、仮面ライダーギンガの力を秘めたギンガミライドウォッチを起動する。

『GINGA!』
《Action!!》

ギンガミライドウォッチをミライドライバーにセットする。 軽快なリズムとプロジェクションマッピングから照らされるレーザービームが私の周りを満たし、待機する。

「変身」

その一言と共に、私はビヨンドライバーに付けられているウォッチを装填したスロットを起こす。

《投影!!》
《FinallyーTime!》

《ギンギンギラギラGALAXY! 宇宙の彼方のFANTASY!》
《WOZ!GINGAーFin
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