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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
『出逢いと誘拐』
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「困るなぁ……不必要な事をべらべらと喋られては」

いかにも悪役らしいといった格好をした三人の男達と青竜刀をもち中華風の服装に身を包んだ男の人達が現れた。

「まぁ いいじゃねぇか どうせ調教して精神ぶっ壊して俺らの操り人形にすんだからよぉ」

「どうせなら今やろうぜ」

「うはっ! お前ロリコンかよ!」

「せっかく良い顔してんだからやるっきゃね〜だろ?」

「そうだな」

「あ〜 俺らもいいッスか?」

「お〜 やれやれ」

「勝手な事をするな……」

突如中華風の服装の男が口を開く。

火龍(フォロン)さん?」

男達が火龍と呼ばれた男を見る。

「キサマらは喋り過ぎだ」

「す、すみません!!」

「それに拐うのならそこの小娘一人で良いはずだが余計なものまで拐い無駄な手間を掛けさせるな」

アリサを指差し言い放つ火龍。

「で、ですがこの二人は月村と高町のガキです! 利用価値はあります!」

「ほぅ……高町……なるほどな……」

なのはの名字である高町の名を聞いた火龍は声色を変える。

「ククク……なるほど……奴には少々借りがある……奴の娘を辱しめて奴の前に曝すのもいいだろう……」

火龍は愉悦に染まった表情で楽しそうに言う。

「では……」

「あぁ……やれ」

「ヘヘヘ……悪りぃなお嬢ちゃん」

「たっぷり楽しませてもらうぞ」

男達は下卑た笑いをしながらなのはに手をのばす。

「イヤッ! やめて!!」

助けて零お兄ちゃん!!

私が祈ったその時!

ー結界・弾ー

紅い宝石が光を放って輝いたの!

「痛ッ!?」

「な、なんだぁ!?」

薄い光の膜がまるでなのは達を護るかのように覆い被さる。

「結界術? まさか今の時代の日本にこれ程の結界を張れる奴など……」

そして……、

「薄汚い手でなのはに触れるな」

私が求めた人が来てくれたの。

なのは Side end




零 Side

あれから俺は魔力を辿って移動をしていた。

「零様!」

その途中で千歳と合流し、

「なのは達はおそらくこの先の廃工場だ!」

魔力の波長の源である場所を突き止める。

「潜入開始」

俺は認識阻害や隠蔽魔法そしてダンボールを使い某蛇も真っ青な潜入し、

「ただの誘拐にしては装備や人員が整っているな……」

不自然な程に整った人員と装備に疑問を抱く。

「ん? 誰かいるのか?」

見回りの人間に見つかりそうになるが俺は気配を可能な限り消し、音も無く背後へと回り込み、

ー掴 捻ー

相手の頭と顎を掴むと同時に無理矢理捻る!
「ガッ!
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