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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
『出逢いと誘拐』
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よ」

「お前らな〜」

だからってコレはやりすぎだろ……ギャグ補正無かったらヤバいぞ。

「まぁ 怒ってスッキリしたからアンタの事はもう良いわ」

こういうアッサリとした性格は彼女の美徳と言えよう。

「それよりもすずか!」

アリサがすずかの名前を強く呼んだ事によりビクッ!っと身体を震わせ怯えるように零の腕にしがみつく力を強める。

「アリサちゃん……」

ズンズンと勢いよく足音をたてながら近づいて来るアリサ。

「アンタねぇ〜アタシに隠し事をした事後悔しなさいよ!」

アリサが取った行動は……、

ー抱ー

「え?」

「バカ……全部は無理でも少しくらいは相談しなさいよ……何のためにアタシ達友達やってんのよ……」

殴るでも怒鳴るでもなくアリサが取った行動は抱きしめる事だった。

「そりゃアタシだって話せない事があるけどそれでもね、アタシやなのはは友達でしょ? 少しくらい信用しなさいよ!」

「ごめんね……」

アリサの暖かな言葉に涙するすずか。

「すずかちゃん……ここは謝るとこじゃないよ」

「はい……アリサちゃん……なのはちゃん……ありがとう」

綺麗なサファイアのような蒼色の瞳から大粒の涙を流しながらも心から微笑む彼女の姿がそこにあった。

「よかった」

その光景を見守っていた零は問題に一段落ついた事に安堵し優しい微笑みを見せる。

「さてと……千歳警察に連絡を……」

「もう既に連絡はいれましたよ」

指示を飛ばすよりも速くに行動を起こしていた彼女に脱帽だ。

「速いな……」

「それほどでもありませんよ」

そう言って謙遜する千歳。

「さてと……コイツらは警察に任せて俺達は一足早めに帰るとしようか……」

誘拐犯の事を警察に任せて帰ろうとしたその時!

「「なのは! 大丈夫か!!」」

「「お嬢様!」」

突如壁を破壊して現れたのは士郎さん、恭也さん、あと執事みたいな人とメイドさんだった。

遅いっすよ皆さん……。

「俺達が来たからもう大丈……あれ?」

「どうやら既に終わっているようだな」

周りの惨状を見て呟く士郎さん。

「これを全部お前がやったのか……?」

信じられないようなものを見るような眼で零を睨む恭也。

「えぇ〜と……」

反応に困る零だが、

「そうなの!」

「そうよ! 銃弾素手で弾いたり、剣でそいつ倒したのよ!」

そんな零の事などそんなの関係ねぇ!とばかりに一部始終を語るなのはとアリサ。

「ちょっ!?」

「ほほぉ〜」

何やら怪しい光を宿した眼で零を見つめる高町親子。

「とりあえず皆さん……こんなところで立ち話も何
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