君への贈り物(ホワイトデー記念回)
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ずに食べていいぞ」
「いいの!?じゃあ、わたしはホットミルク用意するね!」
二人並んで歩き出すと、響は彼と腕を組む。
付き合い初めて一年が近い。この距離感、この感触にも慣れたものだ。
未だに少し、心拍数が上がってしまう点は変わらないが、翔と響。二人の互いを思いやる心は、以前よりも確かに成長していた。
「翔くんが青いヒヨコさんなら、翼さんは青い……青い……うーん……絶対ニワトリじゃないよねー。翼さん、綺麗だし」
「あの髪型からして、ニワトリは奏さんじゃないか?響と並んだ時の雰囲気とか、まさに親鳥とヒヨコっぽいし」
「あっ、確かに!じゃあ、翔くんから見た翼さんって?」
「姉さんは鶴とか雉とか、そういう綺麗な鳥の方が似合う」
こうして二人は今日もまた、職員達にいつもと変わらぬイチャイチャを目撃されながら、帰路へ付くのであった。
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