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真恋姫を駆けた男
あーあ、出遭っちまったか。
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羅将軍の出撃準備をしなさい!「はっ!」・・・桂花はここに残って、黄巾党の情報を集めなさい。」
「分かりました。」
「では、行ってくるわ。」


義兄さん・・・八年も放っておいたツケは大きいわよ。
〜華琳side out〜


〜真紅狼side〜
「なんだテメェは?」
「お前ら、恥ずかしくないの?大の大人が大勢で女の子に襲うなんて、人として最低だぞ?」
「うるせぇ!お前もやってやる!死ねぇ!!」
「気の短い奴だな。」


襲いかかってきた奴の武器を弾き落とした後、足払いでこけさせ、その後、そいつの足を掴み、ジャイアントスイングで集団の方に吹き飛ばした。
さすがに人が飛んでくるとは思っておらず、ボーリングのピンのように次々と巻き込まれながら倒れていった。
・・・よっしゃ!ストライク!!
それは置いといて、倒れた隙を狙い、鋼糸を展開している右手を地面に叩きつけた。


「往くぞ。・・・オォォ!」
倒れている黄巾党の周りを地中から何本もの鋼糸が囲んでいく。いつの間にか黄巾党の連中は見えなくなっていた。


『繰弦曲・崩落』


その檻は次第に小さくなっていき、中の連中を衝剄で轢き潰した。
終わった後には肉片も骨も残っておらず、あるのは血の海だけだった。
〜真紅狼side out〜


〜???side〜
助けてくれた男の人の力は凄かった。
万人が押し掛けても、絶対に勝てないほどの力だった。
それに、最後の技なんか凄いから恐怖に変わっていた。
一瞬で人が消えた。


「・・・大丈夫か?」


いきなり声を掛けられた。
どう反応していいか分からない。


「へぁ、あ?」
「・・・大丈夫か?」
「あ、はい。大丈夫です。・・・ボクを殺すんですか?」
「何故、助けたのに殺さなきゃならないんだ?」
「だって、あんなのを見たら、「殺される」と思って。」
「あの技を使うのは相手が外道共だけだ。・・・特に他人を平気で貶す奴ぐらいさ。」
「じゃあ、殺さないんですか?」
「殺さねぇよ。取り敢えず一難去ったし、休んでいい?」
「え、でも、さっきの奴らがまた来たら・・・」
「大丈夫だ。この村の周りを俺の武器が檻を張ってあるから、入ろうとすれば一瞬で分かる。」
「それでも一応、ボクは門のところで見張ってます。」
「気を張り過ぎて、倒れるなよ?」
「はい。あ、助けて貰ったんでボクの真名をお兄さんに預けます。姓は許、名は?、字は仲康、真名が季衣です。」
「おう。俺は蒼騎 真紅狼だ。真名は真紅狼だ。」
「真紅狼お兄さんでいいですか?」
「あ、お兄さんは付けるのか。」
「はい。付けます。」


ドドドドドドドドド・・・・・・・・


「すまん、ここに黄巾党が現れた
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