『教訓』
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愛される子ってなんであんなにバカにみえるんだろう。子供の頃からよくそう感じて見下してた。
妬んでるんじゃなくて、ただどうしてそう見えるのかも不思議だった。気持ち悪かった。
本当のバカに見えたんだよ。バカなのかな、本当に。
愛されるとバカになるのかな?なら嫌だな、このまま愛されることなく死んでも良いや。
なんて思ってた。
愛は与えて、与えられて、与え合うものだと教えられた。でも愛は与えられなきゃ与え返すのは無理でしょ?
愛されてないのに愛すなんて不可能でしょ?
今ならあの頃の僕に言ってあげれることがある。
愛されたいと思うことは恥ずかしいことじゃない。
本当に心から大切なものができたとき、愛さずにはいられない。
愛には色んな形が在るってこと知ってる筈だよね?
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