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アリアのとあるいちにち
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。凪優、アンタちゃんと寝てるの?」
あたしの発言に「あはは・・・」と苦笑いの凪優。
それで確信した。絶対寝てないわよね。
「んと、まぁ30分位寝たし大丈夫よ」
30分て。あたしより少ないじゃない。
「・・・・・身体壊さないでよね。体調崩したら元も子も無いんだから」
武偵たるもの体調の自己管理は確りしないといけないものね。
「解ってるって。トレーニング、怪我しない様に気をつけてね」
「ええ。解ってるわよ。じゃあ、行ってくるわ」
「うん。行ってらっしゃい、アリア」
凪優に見送られ、トレーニングの集合場所である人工浮島の埠頭テラスに向かった。
埠頭テラスに到着したあたしは同級生で何かと縁がある綾瀬悠季と共にトレーニングに勤しむ。
途中であたしの体内に宿るモノの根源である緋緋神・・・もとい、三嶋絢香も合流する。
フツーに終わるかと思えばそうではなかった。
何故か小夜鳴マキナも合流してかなりハードだった。
何とか耐えた自分を褒めてやりたい気分だったわ。
疲れた身体を引き摺りつつも男子寮に戻る。
戻ったあとは少し寝る(二度寝)。
1時間後、起床しシャワーを浴びる。
シャワー後。そこであたしは武偵高の制服に身を包んだ。
今日は祝日だが、やる事がある。
2009年9月23日は「チーム編成」の「直前申請」当日だ。
その為の準備が色々あるからだ。
書類は凪優のアドバイスもあって不備はないはずだ。
あと、問題があるとすればキンジよね。
チーム入りを引き受けてくれるといいのだけれども。
そこだけが不安だ。
キンジへの説明は白雪と理子が上手くやってくれるだろう。
あたしはそう願うばかりだった。
凪優お手製の朝食を摂り、あたしは準備を整え、スズキ・GSX-R1000(2009年仕様・キャンディダークチェリー×ソリッドブラック)に乗って新宿警察署に向かう。
ここにやってきたのは勿論ママへの近況報告だ。
ここ最近は時間無制限で話す事ができるようになっていた。
聞いた話によると凪優とその兄である水瀬雄一郎が交渉したらしい。
あたしはその交渉が「交渉(脅迫)」に思えて仕方なかったのはここだけの話である。
丁度いい時間になったので、あたしは新宿警察署を後にしてスズキ・GSX-R1000で武偵高に戻る。
武偵高に戻ったあたしは装備科で防弾制服・黒を借り、それに着替える。
その着替え中に理子にセクハラされて理子に制裁を加えたのはご愛嬌である。
理子はキンジを迎えに行く為、別れてあたしは撮影場所である探偵科の屋上でキンジ達を待つ。
暫くして凪優が到着し、白雪と理子と共にキンジが到着した。
キンジ
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