暁 〜小説投稿サイト〜
夜に交わる伴装者〜Heros a H eroism〜
乙女の聖戦(夜戦)(IF純クリ)
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離し、向かい合い、見つめ合う私達。

純の瞳は、いつもの優しい光だけじゃない

私を求める男の子の……ううん、

ギラギラした、雄の情欲も、輝かせていた。

その輝きに、期待と不安、愛しさと恐怖を感じ、

身体が震え出す。

嬉しい。怖い。愛しい。逃げたい。

頭の中はぐちゃぐちゃ、でも───────

「ん………いいよ。私のハジメテ、純に、あげる。ううん………貰って、欲しい」
「………クリス」

この日を、待っていたから。

愛しい人と、結ばれる日。

大切な純潔を、貴方に捧げたい、から。

だから────────

「お願い、私の………王子様」
「嬉しいぜ……光栄だ、俺の姫」
「あ………ん、ちゅ……ふ、ぁ、んん?」

ゆっくりとキスを交わす。

唇が触れ合うだけじゃない、舌を絡め合うキス。

初めての、エッチなキス。

「あ………」

優しく、純に押し倒される。

そのまま、純の手が、私のショーツに触れる。

目が合い、頷きながら、脱がせ易いように、

腰を、お尻を上げる。

「ん……ッ」

にちゃ、っと音を立て、私の恥部に張り付いた下着が

糸を引きながら、脱がされる。

光る銀糸、いやらしい糸が、恥ずかしい。

「綺麗だ、クリス」
「あ、ぅ………」

そう言いながら、純も素早く衣服を脱ぐ。

当たり前だけど、子供の頃と全然違う。

男の子の身体、逞しくて、綺麗。

それに────────

「う、わ……わぁ……わぁ……」

お、おっきくて、ビクビクしてる、純のオトコノコ。

こっちも子供の頃とは違うし、パパのとも違う。

は、入るかなぁ?

「あ〜………クリス。ガン見されんのは、ちと恥ずいぜ?」
「ひょえ?! は、や、そ、ご、ごめんなひゃい!」

慌てて目を逸らす。

けど、やっぱり気になっちゃう。

………うわぁ、なんか、先っぽ、光ってる?

「あ………ちょっと待っててくれるか?」

私に覆い被さろうとした純が、動きを止める。

どうしたんだろう?

「あー、なんだ………ゴム……しなきゃ、だろ?」
「……ッ」

あ、ああ……ッ! そ、そーいう……?

でも───────

「だ、大丈夫……」
「え、いや、だけどよ」
「その、今日、は……大丈夫、だから………あの、そのまま、ぇと……く、くださ、ぃ?」

「…………………マジか?」
「ま、まじ、です」

ひと月前から計画してました。

乙女の一大事だもん。

「分かった。頂くぜ………クリスのハジメテ」
「う、ん……わ、私も、貰う、ね。純の、ハジメテ。ふふ、お互いのハジメテ、交換、だね」

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