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BanG Dream! ワーカーホリック少女が奏でるオト
#005 私と幼馴染のタッグは最強で最凶(最恐)
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る彼女。
それからも解るとは思うが、一見すれば「彼女がアルバイトする」というイメージは湧かないだろう。
彼女が此処、羽沢珈琲店でバイトをしているのだろうか。
その原因は・・・・・実は私だったりするのだ。
中学以降も何かと付き合いがある私と紗夜。
一度、私のミスで紗夜が私のバイトシフトを知ってしまったのだ。
あまりの過密なシフトだったらしく、それを見た紗夜は私の母さん・御神鈴音と結託し「御神亜麻音・休日包囲網」を作り上げ、更に私のバイト先である羽沢珈琲店で自身も私の負担軽減を目的としてバイトをする事となった次第である。
「此方はお冷になります」
「アリガト。紗夜」
「珍しいですね。亜麻音さんが此処にお客として来るのは」
「んー・・・・そんな事はないんだけどね。オフの日で1人だったりする時とか結構来てるよ。常連って程でもないけどさ。まぁ・・・・大体私が来る時って言ったらイヴのシフトの日が多いから」
「そうだったのですか。・・・それではゆっくりお過ごし下さい」
微笑みつつ、そう言った紗夜はカウンターの奥に消えていった。
「ごめんなさい。待たせちゃったかしら?亜麻音ちゃん」
暫く、席でゆっくりしていると、千聖が来店した。
「別に。そんなに待ってない」
「そう。良かったわ」
「・・・・で、私をここに呼び出すって事は何か用があるんでしょ?」
私は千聖に呼び出された理由を問うた。
「ええ。本題を先に言うわ。亜麻音ちゃん、貴女に女優デビューしてもらいたいの」
「え・・・・???」
千聖の答え(という名の要望)を聞いて固まる私。
そりゃあ・・・・無理もない。
いきなり「女優デビューしろ」って言うんだもの。
「なんで・・・・?話がいきなり過ぎるんだけど」
私は戸惑いつつ答えた。
「そうかしら?」
「そうだよっ!!」
すっとぼける千聖に大声で突っ込む私。
「少し落ち着いたら?理由を話せないじゃない」
「誰のせいなの!?私が悪いの!?はぁ・・・・もういいよ。さっさと話して」
これ以上やり取りを続けると不毛なツッコミとボケの応酬が続きかねないので、さっさと折れる私である。
「今の私達・・・・Pastel? Palettesの現状を打破するにはライブをするのが最善手・・・・そうよね?」
「ええ。その通りよ。だけど・・・・・その手段が無いに等しいんだけど」
「だったら、自分で開拓すればいいじゃない」
「簡単に言っちゃうね。実行するのは大変なんだけど?」
「ええ。それは解ってるわ。だからその手段として亜麻音ちゃんが女優デビューするのよ」
「どういうこと・・・・?」
「良い?女優の仕事はドラマや舞台等多岐に渡るわ。その際にテレビ局やレコード会社・・・色々なお偉いさんと面会する機会が有るのは解るわよね?」
「大体はマ
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