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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep22特別捜査官になろう〜to recieve training 5〜
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「はいっ。私たち騎士は、いつでもどこでもお助けしますっ」
「おおきにな、ヴィータ、シグナム、シャマル。ザフィーラもな」
機内ゆうことで人型に変身してるザフィーラは無言やったけど、その目からシグナム達と同じ気遣いの色が見えた。みんなの助けを借りることを許してもらおうと、通路を挟んだ向こうの座席に座るセレス執務官を見る。
「いいよ、みんなで協力しても。いずれははやても立派な特別捜査官として他の部署と一緒に働くだろうけど、その際は八神家でチームを組むんでしょ? なら頼ればいい。そして経験を積んでいけばいい」
そうゆうわけで、みんなにも捜査資料のデータを送る。8時間って長旅や。それだけ時間があれば見つけられるはずや。みんなで捜査資料に目を通して、気になったことを挙げ合って少しずつ形にしてく。
「第11管理世界ロヌムイは年に3回、3種類の動物を密猟していますね」
「第28管理外世界ヴォルキスは2年に1回の周期で、1種類の密猟みたいです」
「第18管理外世界イスタは1年に4回、こっちも4種類がやられてる」
「他の世界も、その世界に実働隊が現れる回数と、密猟される動物の種類が同数のようです」
「密猟される動物もそれぞれ時期が固定されてる・・・か」
その情報に気付いたらあとはノンストップや。その動物がどうしてその時期にのみ密猟されるかを調べれば、ある事実にまでたどり着けることが出来た。そう、「繁殖期を狙ってる・・・?」ってことに。
「あ、そうそう。もう見たかもだけど今回は私たちの班だけじゃなくて、他にいくつかの班が別の世界で実働隊の逮捕に動いてるから。それもヒントとして考えてね〜」
セレス執務官の言葉に、今回の逮捕作戦のデータをもう1度読み始める。わたしらセレス班は第56管理世界カルガ。他の班は第53管理世界ヴァルカ、第17無人世界ラブソウルム、第28管理外世界ヴォルキス。わたしらみたいに今向かってたり、すでに到着してたりしてるようや。
「(それらの世界と今の時期と標的になってる動物の繁殖期データを照らし合わせればきっと・・・!)やっぱりそうや!」
「はやてちゃん。一応、ここは機内ですから」
「あ、ごめん。しーっ、やな」
わたしらは1番後ろの方に集まって座ってるけど、前の方には他のお客さんも当然おるわけで。慌てて口を噤んで、改めて「法則性が判った」ってシグナム達に伝える。
「実働隊が同じ世界へ回数を分けて定期的に出現する理由。それは標的となる動物の繁殖期を狙ってるからや」
今から逮捕作戦が行われる世界には、ちょうどこの時期に子供が生まれる繁殖期後半に入る動物、グラシンシャーク、ジュエルホーンディア、ヘイロゥウルフ、デビルタイガー、スチールキングイーグル、セブンヘッ
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