暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep22特別捜査官になろう〜to recieve training 5〜
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官がすでに居った。

「すいません、セレスさん」

「んーん。まったく問題ないよ、はやて。元より始業まで・・・4、3、2、1、はい今。ギリギリだったけどセーフ!」

管理世界の技術が一切使われてへん管理外世界製ってゆう腕時計の文字盤をわたしに見せてくれたセレス執務官。確かに時刻は8時30分になったばっかで、セレス執務官の言うようにわたしとシャマルは遅刻したわけやない。ただまぁ、お待たせしたことには変わらへんから、そのことへの謝罪や。

「さてさて。それじゃあ今日も頑張って仕事といこうか」

四角形になるように並べられた長テーブルを見回す。出入り口から見て左にはセレス執務官が1人、右にシグナムとヴィータが座ってて、狼形態のザフィーラは側の床でお座りしてる。

「シャマル、わたしらは手前の席に付こうか」

「はい」

6脚ある椅子の内、中央の2脚にシャマルと一緒に座ると、セレス執務官が「よし。じゃああたし達がいま追ってる密猟事件についてね」テーブルの中央に大きめのモニターを展開した。映し出されたのはこれまでに被害に遭った管理世界番号と世界名、それと密猟された動物たちの画像と数字。

「あたし達が追っているのは、希少な動物を密猟して、管理世界のみならず管理外世界の好事家に売り捌いている密猟組織ハオカーズ・カンパニー。その実働隊ね」

「改めて聞くがカンパニーとは言っても実際は会社ではないのだな?」

「ええ。登録住所などは全てデタラメで、組織の全体図も未だ不明瞭。だから連中を潰すには実働隊を現行犯で捕まえないとダメなわけ」

「面倒くせぇけど、見つけてぶっ潰すのはあたしら騎士の得意分野だ」

特別捜査官の研修を始めてから2番目に担当した事件がコレや。ちなみに最初の事件は、広域指名手配を受けてた強盗団の逮捕。シグナムとヴィータとザフィーラ、それにセレス執務官のおかげで一瞬で制圧できた。

(わたしはあんま役に立てへんかった・・・)

特別捜査官はいろんな部署からの要請を受けるとその部署に出向、協力して働くってゆうスタンスで、特殊技能の専門家とも言われる。そやからわたしも特別捜査官になるからには、その役職に相応しいレベルにならへんとな。

「で、今日から第56管理世界カルガに張り込むからね」

「カルガですか?」

「そ。前々から観測室に連中の足取りを調査してもらった結果、連中の行動は法則性を持っていることが判明したの」

モニターの表示が変わって、管理局が今現在で把握してる次元世界の全体図、界図に変わった。

「で、これがその法則性ね」

密猟が行われた順番に沿って世界と世界を繋ぐように線が引かれた。それは「十二芒星?」のような図形やった。これは狙って描いてるとしか思えへんほどの綺麗
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