40 四種の聖なるアイテム
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。混乱も収束し、その杯は長らくしまわれていたが、29年ぶりに使用される事となり、その者の娘に引き継がれた。その娘は安藤りえといった。だが、りえの住む所は東京から横浜まで跨がる工業地帯の中だった為、空気が悪く、喘息が持病となってしまった。りえはその杯に空気を入れ、風の精霊を作り出して自身の周囲の空気を浄化する事で何とか凌いでいた。
「りえ」
りえは母からある提案をされた。
「この夏休み、静岡のおばあちゃんの家に遊びに行ってみたら?あそこは空気はそんなに汚れてないからね」
「え?うん、楽しみにするわ」
りえはこの夏休み、静岡県へと遊びに行く事に決めたのだった。
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