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ヘタリア大帝国
TURN35 マレー侵攻の前にその七
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日本が確かな顔でそのことを保証した。
「何があろうとも」
「だといいよ。じゃあこれから宜しくね」
「こちらこそ」
 日本とインドネシアは握手をした。二国の関係には問題がなかった。インドネシアを占領した日本軍はいよいよマレーの虎に向かおうとしていた。
 その日本軍の前にある者が来た。それは誰かというと。
 タイだった。彼は微笑んで集結している日本軍の前に来た。インドネシアだけでなくトンガ、そしてマニラからも艦隊が集められようとしていた。マニラ侵攻からまだ二月程しか経っていない。
 その彼等のところにタイが来てだ。微笑んでこう言ってきたのだ。
「東郷さんと日本さんはおられますか」
「あれっ、貴方は確か」
「タイさんですよね」
「はい、そうです」
 微笑みのままだ。タイは日本軍の将兵達に答える。
 その彼の前にだ。来た提督はララーとキャシーだった。
 二人は怪訝な顔になってだ。こうタイに述べた。
「確かタイさんって中立国だったけれど」
「何かあったのかよ」
「あっ、貴女達のことは聞いています」
 タイは二人の元連合軍の提督達に対して述べた。

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